入院した人のお見舞いで贈られる「千羽鶴」。
折り紙で作った鶴を千羽折って繋いだことからそのように名付けられていますが、もしも文字通り「千羽の鶴」が大挙して押し寄せたら?
まるでとんちのような問いですが、それを描いた空想イラストがTwitterで話題となっています。
「『入院したって聞いたから、千羽鶴送るね』と連絡が来た後、千羽鶴がやってきた」
つぶやきとともに、Twitterに1枚のイラスト画像を投稿したのはhiroshikiさん。そこには、千羽の鶴が病室へ大挙したイラストが描かれています。“色違い”の紅鶴(フラミンゴ)もなぜかフラッと帯同。
「『本当の鶴でやってきたらヤバいな……』とふと思いついて、そのままイラストにしました」
日頃から「老若男女問わず楽しめる」をモットーに、イラストレーターとして活動しているhiroshikiさん。本作も世代問わず馴染み深い「千羽鶴」を題材とする中で、「千羽(の)鶴」と“拡大解釈”。
「病室に鶴が入室できるのかよ!」なんてツッコミは置いといて、先のフラミンゴに、“つるしあげ”となった患者、その下で佇む猫に、「うがいてあらいナイスガイ」とキレイに韻を踏んだポスターと、やや情報量が多めの構成は、「『どこかでウケろ!』と思いまして……(笑)」と語るhiroshikiさんなりの隠し味。
見ている人がフフッとなる作品となりましたが、SNSや自身のHPでは、本作と同じくらいエッジの効いた作品が公開されていますよ。
<記事化協力>
hiroshikiさん(@hiroshiki_hrs)
(向山純平)