「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツの一種である「ジム」。アニメ第29話「ジャブローに散る!」において、シャア専用ズゴックにコックピットを貫かれるシーンはあまりに有名で、どうしても「やられ役」という印象を抱いてしまいがちです。
そんなジムを救うべく、ツイッターユーザー「猫マシンガン」さんは、体がなが~く伸びるジムをガンプラで製作。モビルスーツとは思えない、まるで猫のように柔軟な体をもってすれば、ズゴックの一撃も上手くかわせそう。
普段からガンプラを食品に見立てた作品や、劇中のシーンをアレンジしたクスッと笑えるジオラマを制作し、SNSで公開している猫マシンガンさん。
今作ももちろん件のシーンを独自解釈したもので、テーマは「ジャブローに散”らない”」。過去にも何度かズゴックに勝つジムをモチーフにしたジオラマを手掛けており、攻撃を反って避けたり、「黒ひげ危機一髪」のように小さいジムが飛び出したりと、思わずツッコミを入れたくなるものばかり。
今回ツイートした、体を伸ばしてグニャッと曲がるジムは、そんな「ジャブローに散らない」ジオラマ用に製作したものを、「俺達のRGM」というハッシュタグを付けて再投稿したもの。タグに相応しいカッコいいジムを探していたところ、今作を発見したため投稿した形です。
写真を撮る際は、やはり猫を意識して、体の柔らかさが強調されるように撮影したのだとか。そのイメージは投稿を見た多くの方にも伝わったようで、「寝ぼけ状態のニャンコみたい!」「猫型ロボット?」といったコメントが多数寄せられています。
そのほか、「ろくろ首みたい。宇宙世紀の妖怪か」「もはやつきたての餅ですな」とさまざまな姿を連想する声も。連邦のモビルスーツ……ならぬノビルスーツは、色んな意味でジオン軍の脅威となることでしょう。
<記事化協力>
猫マシンガン@ガンプラお惣菜部さん(@necome_titan)
(山口弘剛)