小さな子ども向けの知育グッズとして人気がある「布絵本」。紙の絵本と比べて破れにくかったり、洗濯出来たりと耐久性に優れていることから、愛用しているというママパパも多いはず。
おそらくそのほとんどは市販品であると思いますが、ツイッターにて「義母の手作り布絵本」が話題になっています。その出来栄えは明らかに素人のクオリティを超えており、売っていてもおかしくないほどのレベル。作品を見た多くの方を驚かせています。
作品をツイッターに投稿したのは、1歳になる娘さんの母「ゆっちゃん」さん。どうやら義母は以前からこの布絵本の準備を進めていたようで、先日預けていた飼い犬を迎えに義実家を訪れた際に、突然3冊まとめてプレゼントしてくれたのだそう。
「かたち」「だーれだ?」「なでなで」と題された布絵本は、めくると動物が現れるものや、物の形、固さを手で触って楽しめるものなど、小さなお子さんの好奇心を刺激するような仕掛けが盛りだくさん。本格的すぎる仕様となっています。
なんでも、義母はもともと手芸や裁縫を得意としており、展示会に出展するほどの実力の持ち主。加えて、元小学校教諭という子ども教育のスペシャリストであり、子ども用品の制作はお手の物といったところなのでしょう。
これまでにもお手製のスタイや洋服などをプレゼントしてもらっているそうですが、受け取る際は決まって「使わなかったら捨ててー」と控えめに渡してくるのだとか。これには「押し付けも全然なく、私はありがたく受け取っています」と、ゆっちゃんさん自身も感謝している模様。
今作においても、丁寧な縫製や工夫に富んだ仕掛けなどから、孫を思う気持ちや愛情がたっぷり込められていることが、見ただけでもひしひしと伝わってきます。
当の娘さんも、この布絵本がとても気に入ったようで、指をさして教えてくれたり、マジックテープから人形を剥がしたりと、楽しそうに遊んでいるとのこと。投稿への反響や、娘さんの反応は義母にまだ伝えられていないとのことですが、聞けばきっと大喜びするに違いありません。
<記事化協力>
ゆっちゃん1y1mさん(@yuccha_cha_)
(山口弘剛)