こだわりは「小さくても本物と同じように使えるように作る」とツイートしたのは、TwitterユーザーのAtelier Cuir(アトリエ クイール)さん。投稿された写真には、ミニチュアとは思えないほど精巧に作られた革製のバッグが写っていました。
その後のツイートでは「1円玉は入らないです」と、小ささが際立つ写真も投稿されています。
Atelier Cuirさんがミニチュアの革製品を初めて作ったのは10年以上前。お子さんがおままごとの時に遊べるように、お人形に合う小さいバッグを作ったのが最初なのだとか。
ミニチュアの革製品は小物なら1時間くらい、複雑な作りのバッグになると丸1日か2日かかることもあるそうです。
また、「本物同様に作る」というこだわりにもあるように、本物と同じ材料と工程で作り、使用方法も実物と変わらないようになっているとのこと。逆にそのこだわりゆえに手に入らない形の金具も多く、苦労することも……。そんな時は、「自作することもある」といいます。
ミニチュアの革製品は非常に好評で、「こんなのできますか?」という声から作品の幅が広がることもあるのだとか。
今後は2022年中にミニチュアの紳士靴を完成させ、来年は「人間とドールがお揃いにできるように、人間サイズとミニチュアサイズのバッグを制作したい」と、取材の最後で次なる展開を語ってくださいました。
<記事化協力>
Atelier Cuirさん(@atelier_cuir)
(佐藤圭亮)