お風呂上りなどに髪を乾かす道具の「ドライヤー」。人間にとっては日常的に使用するものでも、ワンちゃんにとっては珍しい遊び道具になってしまうようです。
ノズルに顔を近付けて、ほっぺを膨らませているのは、ゴールデンレトリバーのポックルちゃん。風に向かって口をパクパクする姿は、まるで風を食べようとしているみたい?
当時、お風呂あがりに濡れた体を、飼い主さんに乾かしてもらっていたポックルちゃん。一通り体を乾かし終え、最後に耳の下の毛を乾かそうとしたところ、顔に当たる風が気になったのか、突然ノズルに向かって口をパクパク動かしだしました。
ポックルちゃんがこのような反応をするのは、実は今回が初めてのこと。いつものドライヤー中はタオルをかじったりして、体が乾くのを待っていますが、この日はなぜか風のことが気になった様子。突然の事態に、飼い主さんも思わず「えぇ……」と、困惑してしまったそう。
ちなみにこのドライヤーは犬用のもので、熱い風は出ていませんのでご安心を。しかしながら風量は強力で、風を受けた口がまるで風船のように大きく膨らんでしまっています。一生懸命に風を食べようとしているポックルちゃんは、なんだか楽しそう。
とはいえ、口が乾いてしまったり、嘔吐したりしないか心配になった飼い主さん。この後は「もう終わり!」と強制終了したそうです。
ポックルちゃんはとても名残惜しそうにしていたそうなので、これからのお風呂の時も、もしかするとドライヤーの風で遊びたがってしまうかもしれませんね。
<記事化協力>
ロッカ ポックルさん(@husky_rokka)
(山口弘剛)