ワンちゃんや猫さんをシャンプーする時、フワフワの毛並みが濡れ体のラインがスッキリ分かるようになると、まるで別人のような姿になることがあります。こんなに細くて小さかったっけ……と驚くこともしばしば。
ポメラニアンの女の子が生まれて初めてのシャンプーを体験したところ、濡れて小さくなった姿に飼い主のお子さんが「チワワになっちゃった!」と驚きの声を上げる様子がTwitterに投稿されています。
初めてシャンプーをしたのは、ポメラニアンのぽぽちゃんこと「たんぽぽ」ちゃん。2022年生まれで、4月29日に飼い主さんのお家にお迎えされたばかりの女の子です。
飼い主さんのお家には、2013年生まれの茶々丸(ちゃちゃ)くんというポメラニアンの男の子も先輩格として暮らしています。人懐っこいぽぽちゃんは、飼い主さん家族に「大好き!大好き!」と全身で表現するだけでなく、ちゃちゃくんも大好きでいつもくっついて歩いているんだとか。
その仲良しぶりを「おもちゃを投げて遊ぶ時、ちゃちゃさんはおもちゃを追いかけて走りますが、ぽぽちゃんはおもちゃは眼中になく、ちゃちゃさんの隣を一生懸命走ってついていきます」と飼い主さんは語ってくれました。本当にちゃちゃくんが大好きなんですね。
さて、お家にやってきてほぼ1か月となる日、ぽぽちゃんにとって初めてのシャンプーを体験する時がやってきました。シャワーには飼い主さんのほか、飼い主さんの息子さんもお手伝いで参加します。
初めて体を洗われる子の場合、お湯をかけられることを怖がる場合が多いのですが、ぽぽちゃんも濡れる感覚に戸惑った模様。最初は緊張で固まっていて、途中からはお湯から逃げようとしたそうで、息子さんはそれに対し、優しく「大丈夫だよー、怖くないよー」と声をかけ、ぽぽちゃんをなだめていたんだとか。
シャンプーは、息子さんがぽぽちゃんをなだめるのに合わせて背中部分を、それ以外の部分を飼い主さんが担当。息子さんの優しい声かけもあってか、滞りなく済んだようです。
そして綺麗に洗われたぽぽちゃんの姿を見て、息子さんは「ぽぽちゃんがチワワになっちゃった!」と一言。確かに、すっかりフワフワの毛並みが華奢な体にくっついて、まるでスムースヘアのチワワによく似た姿ですね。
シャンプーが済んだら、体が冷えないように手早く乾かさないといけません。ドライヤーの音と風も初体験だったぽぽちゃんは逃げようとしたものの「ボーロや歯磨きガムなどのおやつをあげて、なんとか乾燥させました」と飼い主さん。
乾燥が終わったぽぽちゃんは、ケロッとした顔で息子さんのところへ行ったんだとか。息子さんも「ポメラニアンにもどった!もふもふだー」と、嬉しそうにぽぽちゃんを抱っこしてフワフワの毛並みを堪能していたそうですよ。
初めてのシャンプーは、息子さんの優しい言葉で無事に乗り切ったぽぽちゃん。これからシャンプーに慣れ、お気に入りになってくれるといいですね。
<記事化協力>
ちゃちゃぽぽさん(@chaxpo)
(咲村珠樹)