仲良しの動物たちを見ていると、このままずっと仲良しでいてくれたら、なんて思ってしまうもの。そんな気持ちがほっこりする3枚の写真がTwitterに投稿されました。
写っているのは、元保護猫の兄弟。生後1か月、4か月、1年と成長していった様子が分かりますが、変わらないことがひとつ。2匹はぴったり仲良く寄り添って寝ているのです。
Twitterユーザー「月と鷹」さんのお家に、保護猫兄弟のカイくんとグリくんがやってきたのは、2021年のこと。お家には先輩猫のエルくん、モカくん、ヤマトくんがいて、いずれも元保護猫なのですが、本当の兄弟はカイくんとグリくんが初めてだったそうです。
ほんの小さな子猫だったこともあり、いつも一緒にいたカイくんとグリくん。そのまま寄り添って寝てしまうことは、ほぼ毎回のことだったんだとか。
成長してくると、2匹にも性格の違いが出てきます。カイくんは「ちょっとビビり」で一歩引いて見守ることが多く、グリくんは好奇心旺盛で遊びも人間の食べ物にも興味津々。それでも仲良しは変わりません。
飼い主の月と鷹さんは「カイはよく眠り、グリはなかなか寝ず1人で遊んでいることが多いですね。お互い1人で寝ていても、寂しくなったり寒くなったりすると、グルーミングから添い寝のパターンが多いです」と兄弟の関係を語ってくれました。
カイくんとグリくんの成長を見守っているのは、人間の飼い主だけではありません。3匹の先輩猫たちも小さな後輩を迎え、猫同士のいろいろなことを教えているようです。
一番年上のエルくんには、よくちょっかいを出しては怒られているんだとか。エルくんは8歳と年齢差もありますし、無邪気な子猫の遊びにはあまり付き合いたくないのかも。
モカくんとグリくんは「食いしんぼう」という共通点があるんだそうです。「一緒に食べ残しはないか探して歩きます」と飼い主さん。
心優しいヤマトくんとは、グルーミングをしてもらうほか、一緒に追いかけっこしたりと、3匹で遊んでいるそうです。自分より小さい弟分ができ、熱心に可愛がっているのかもしれませんね。
気づけば自然と一緒にいて、眠っているというカイくんとグリくん。性格は違えど、仲良し兄弟の絆はずっと続いていきそうです。
<記事化協力>
月と鷹さん(@luna7taka9)
(咲村珠樹)