飛び出す理由は不明ですが、危機一髪なのは間違いありません。
1975年に登場し今年で40周年を迎えるという、THE実家ゲーム「黒ひげ危機一髪」に似た仕組みで猫を飛ばそうと試みた動画です。最近では5倍飛ぶといジャンボな「黒ひげ危機一髪」もあるそうなんですが、それを優に凌ぐサイズと重量感。刺すのは剣ではなく、なぜかバナナとモロコシのオモチャ。中に入るのは事情をよくわかっていなさそうな猫であります。
不審げに段ボール樽に差し込まれるモロコシとバナナと、飼い主を見遣る猫。本家はたしか、飛ばしたら負けというルールだったかと思いますが、反応の薄い猫ひげ危機一髪は、どちらかというと、飛ばしたら勝ちのように感じられます。試合が動いたのは1分過ぎ。剣が足りなくなったと見えて、バナナのぬいぐるみを差し込んだ直後、今までとは異なる反応を示して、やや興奮した猫はピョーンとジャンプ。案外ゲームとして成立するのではという期待を感じさせるエンディングとなりました。逆猫もぐらたたきとして、どなたかが商品化してくれることを一方的に願っております。開発の暁には、猫ジャーナルにご一報ください。
[猫ひげ危機一髪 – Pop-up Pirate Cat –/YouTube]