陽の光を受けた、キラキラとした猫の姿を彷彿とさせます。
黒一色に見える黒猫も、二色の黒縞が織りなす黒だったり、白一色に見える白猫も、ベージュと白とのグラデーションからなる白だったり。茶色の毛だって、根元は意外と真っ黒だったり。猫の色ってのも、種々の色々が重なり混ざり醸し出す色なのだと、猫を観察していると気づくわけですが、そんな感覚を思わせる、かわいらしくも妖艶な猫アート作品をご紹介。
日本画の技術と、イタリアの色彩感覚を融合させたという作品は、猫の閑雅な姿と動き写し取るとともに、その動きが生み出す、光を受けた猫を目にした感情とを平面の上に描き出しています。猫やかわいや、美しや。
猫作品を含むシリーズ「ANIMALI」のさらなる写真はFlickrにて。同じく渡邉さんの手による、やわらかな水彩画の猫作品はInstagramにて公開されています。
[ANIMALI by TAKAHIRO WATANABE]