猫の舌には長すぎたようです。
自分の顔の毛づくろいも満足にできない飼い主に、生まれながらのブラシを舌に備え持つ猫が、身を以て教え込む様子をご覧あれ。
肉球のない指先やら、デカくて尖りすぎの鼻を差し出してくるお姉さんに対して、しょうがねえな感あふれる表情で舐めてやる猫。飼い主は何を勘違いしたのか、くすぐったさと喜びの感情をかみ殺して笑っております。
一方、猫はいたって真面目におでこのほうまで毛づくろいを開始。短くて何の役に立つかよく分からない眉毛にしっかり流れをつけるべく、せっせと舐めてくれています。意外と広いおでこをペロペロとしてから、ようやく毛のあるところに到達。やっとブラシ付きの猫舌の本領発揮となる予定でしたが、想定以上に長い髪の毛が舌に絡まった違和感で、猫は全力のしかめっ面。
自らの前脚を舐めて平静を取り戻そうとしている猫と、猫に舐められ上顎の下がくすぐったくなってると思しきお姉さんとのコントラストは、猫とともに暮らす皆さまでしたらすぐにお分かりいただけるかと思います。
[Cat licks owner/YouTube]