猫は低きに流れ、高きに上る。液体でもあり気体でもある、すなわち流体であるという証拠がまた1つ追加されました。
ヒンヤリとした墓石の隙間に、すっぽり嵌まって心地よさにハマる、真白き猫。敢えて狭い隙間に体を横たえるその様子は、嵌まって出られないのか、気持ちよすぎて出てこられないのか、判別が付かないほどであります。伸びて回ってひねって縮んでまた伸びて。隙間に充填されたままうたた寝をしたり、横方向にローリングしたり、横のタワシで遊んだり。スライムのような柔軟性で狭い隙間に遊ぶ猫は、最後は前屈姿勢で毛づくろい。
この隙間の部分だけ猫ベッドとして売り出したら、案外ニーズがあるんではなかろうかと思われます。
[シロイノの日常14-墓石の隙間でくつろぐネコ/YouTube]