︎猫の喜ぶツボマッサージ5選

1.攅竹(さんちく)
攅竹は、目頭の上側、眉頭にあたる位置にあるとされるツボです。
東洋医学では、目や鼻周辺の不調や、水分代謝などとの関連があるとされています。
触り方は、猫の顎の下を両手で優しく支え、親指の腹を目頭の上あたりにそっと当てます。強く押し込まず、小さな円を描くように優しく触れる程度で十分です。猫が目を細めたり、力を抜いたりしてリラックスしているようなら、そのまま優しく続けてあげましょう。
2.山根(さんこん)
山根は、鼻の付け根付近にあるとされるツボです。鼻周辺の不調との関連があるとされています。
触り方は、人差し指の腹を使い、鼻先から額の中央方向へ、鼻筋を軽く撫でるように刺激します。
鼻炎や鼻血などの症状がある場合は、無理にマッサージせず、まず動物病院で相談しましょう。
3.腎兪(じんゆ)
腎兪は、背骨を挟んだ左右、腰のあたりにあるとされるツボです。東洋医学では、腎臓や腰、冷えなどとの関連があるとされています。
触り方は、猫の背中や腰に手を添え、親指の腹で優しく円を描くように触れます。「押す」というよりも、気持ちよく撫でるくらいの力加減を意識しましょう。
猫が腰を少し上げたり、その場でリラックスしてじっとしていたりするなら、心地よく感じているサインです。
4.風池(ふうち)
風池は、首の後ろ側、耳の付け根周辺から少し下がったところにあるとされるツボです。
東洋医学では、首や肩周辺の緊張などとの関連があるとされています。
触り方は、耳の付け根から首筋にかけて、指の腹でゆっくり撫でてあげましょう。
首はデリケートな場所なので、強く押したり揉んだりせず、優しく触れる程度にしてください。
5.尾根(びね)
尾根は、しっぽの付け根周辺にあるとされるツボです。
腰や下半身、排便などとの関連があるとされています。
触り方は、しっぽの付け根に手を添え、指の腹で小さな円を描くように優しく撫でます。
ただし、しっぽや付け根を触られることを嫌がる猫も多いため、嫌がる様子があれば無理に触らないようにしましょう。
︎満足して貰うためのコツ

猫のツボ押しで一番大切なのは、ツボを正確に押すことよりも、猫が心地よく感じているかどうかです。
人間の場合は、多少強めに刺激することがありますが、猫には必要ありません。
猫の体は小さいため、強く押すと負担になる可能性があります。
そのため、
- 指の腹を使う
- 力を入れすぎない
- ゆっくり優しく触る
- 猫が嫌がったらすぐにやめる
- 長時間続けない
ことを意識しましょう。
また、マッサージをしているときに、しこり・腫れ・傷・脱毛・痛がる場所などを見つけた場合は、ツボ押しで様子を見るのではなく、動物病院に相談することが大切です。
︎まとめ

猫にとってのマッサージは、体の不調を治すためのものというより、飼い主とのスキンシップやリラックスの時間として考えるのがおすすめです。
猫が気持ちよさそうに目を細めたり、喉をゴロゴロ鳴らしたり、体の力を抜いて身を委ねたりしているなら、心地よく感じているサインかもしれません。
人と猫が優しく触れ合うことで、双方に安心感や親密さが生まれることもあります。逆に、猫が嫌がっているのに無理に続けるのは逆効果です。「もっと触ってほしい」と思ってもらえるくらいで終わらせることが、猫に喜んでもらうためのポイントです。
ツボの効果を期待しすぎるのではなく、愛猫の様子をよく観察しながら、毎日の健康チェックのひとつとして楽しんでみましょう。
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