猫のテンションが上がる身近なアイテム5選

1.虫や鳥
どこからともなく飛んできて真っ白な壁に止まった小さな虫、窓の向こうに見えるベランダの手すりに止まった鳩などを見ると、猫は興奮します。鳩に狙いを定め、素早くカッカッカッカッという声を出しながら、窓ガラスに阻まれているにもかかわらず、鳩に忍び寄ろうとしたりもします。
虫や鳥は厳密にはアイテムとは言えませんが、猫のテンションを上げる身近な刺激として代表的な存在です。
2.テレビ
テレビそのものというよりも、画面に映し出される映像が猫のテンションを大きく左右します。
小さい円が転がっていくようなアニメーションやサッカー・テニスなどの試合、F1レースの様子など、小さなものがかなりのスピードで右往左往するようなものや、外で暮らしている猫たちのドキュメンタリー番組、鳥たちが羽ばたくような自然番組などが、猫のテンションを上げる番組です。
3.飼い主が身に付けているもの
猫は、飼い主さんがいつも身に付けているもののニオイを嗅いでテンションを上げることも多いです。通勤や通学の際に使っている鞄の取手の部分、いつも履いている靴、いつも掛けているメガネの柄、いつも使っている枕など、飼い主さんのニオイがたっぷりと染み込んでいるようなものが大好きです。
4.ダンボール
猫は、ダンボールも大好きです。通販で購入した品物が届くと、飼い主さんは箱の中身に、愛猫は箱そのものに夢中になるのではないでしょうか。
猫は、自分の体がすっぽり入るくらいの大きさで、四方が囲まれている適度な暗さと暖かさのある場所にいると落ち着くようです。加えて、爪が引っかかりやすいダンボールの質感も、猫を夢中にさせる一因のようです。
5.レジ袋
ダンボールのようにしっかりした作りではありませんが、自由に出入りができ、ガサガサとした音が出る、レジ袋が大好きな猫も多いです。スーパーで買ってきた物が入ったレジ袋を机の上に出したまま席を外そうものなら、レジ袋の中身や袋そのものが、悲惨な状態になっているかもしれません。
猫がアイテムに興味を示しやすい理由

猫のテンションを上げる身近なアイテムをご紹介しましたが、これらを見ると、どういったものに猫が興味を示しやすいのかが見えてきます。
獲物を想起させるもの
虫や鳥、テレビ画面に映される球技やモータースポーツの映像などは、いずれも猫の獲物を想起させるアイテムです。猫は、小さくて不規則に素早く動くものを見ると、獲物を想起して狩猟本能が刺激され、テンションが上がるのでしょう。
床に転がしたボールを追いかけたり、蛍光灯から垂れ下がっている紐に飛びついたりするのも、これらの動きが逃げようとする獲物に見えるからだと考えられます。このように、小さくて素早く動くもの、自分から離れようとするものに、猫は興味を示しやすいと言えそうです。
飼い主のニオイがついたもの
枕や靴、メガネの柄などは、飼い主さんのニオイが強く染み付いています。しかも噛みやすい大きさや材質のものだと、特にテンションが上がりやすくなるようです。
居心地の良いもの
狭い場所、囲われた場所は、猫にとって魅力的なようです。ダンボールやレジ袋などは、その良い例でしょう。猫が入りたがるのは、箱や袋状のものに限りません。机の上に畳んで置いておいた新聞紙の上や、丸い形に置いた紐の輪の中などにもすぐに入ってきます。
猫のこの性質は、在宅ワーク中の邪魔をしにきた猫を、飼い主さんの近くで静かに過ごさせることに活用できます。在宅ワークで苦労されている飼い主さんは、一度お試しください。
アイテムでテンションの上がった猫に気を付けたいこと

最後に、猫が身近なアイテムで興奮してしまった時に気をつけたいことについて解説します。
脱走
窓の外にいる鳩に狙いを定めているときなど、窓が少し空いていたり、網戸だけの状態だったりすると、猫が外に出てしまう可能性があります。高層階の場合、ベランダで鳩を追いかけて落下してしまうなどの事故にもなりかねません。
誤食
飼い主さんが身に付けているものやニオイが強く染み付いているもの、ダンボール、レジ袋、新聞紙などは、噛みついたり遊んだりしている内に、壊れたり破れたりして誤食につながる可能性が高いです。
特にレジ袋などは、体に絡みついたり、顔から外れなくなって窒息してしまう事故にもつながりかねません。軽い気持ちで放置したアイテムが、命に関わる事故につながった場合、後悔してもしきれません。
愛猫が遊んでいるときは決して目を離さないこと、また壊れやすいアイテムは愛猫の手の届くところに放置しないことを徹底しましょう。
まとめ

今回は、猫がテンションを上げる身近なアイテムを、5つに厳選してご紹介しました。しかし、猫が興味を示しやすい理由を考えると、猫がテンションを上げやすいアイテムは身近にたくさんあることがわかるのではないでしょうか。
愛猫に留守番をさせることの多いご家庭では、猫がテンションを上げやすいアイテムが猫の手の届くところにある状態のまま留守にしないよう、十分に気をつけてください。猫が遊んでいる内に、誤食や窒息など、思わぬ事故を引き起こすリスクが高まります。
たとえ猫専用のおもちゃであっても、遊んでいる最中は決して目を離さないようにすることで、愛猫の安全を守りましょう。
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