1.頻繁な模様替え

人にとっては気分転換になる模様替えですが、猫にとってはストレスのもととなります。猫は「変化が少ない環境」を好むため、家具の位置がコロコロ変わると、自分の縄張りのバランスが崩れたように感じて不安を抱きやすくなります。
たとえば、いつも昼寝していたキャットタワーが急にリビングの反対側に移動していたら、「ここは本当に安全な場所?」と戸惑ってしまうのです。
猫と暮らすなら、人間の「気分」よりも猫の「安心」を優先してあげることが、結果的に穏やかに暮らす秘訣といえます。
模様替えをする際は、猫がよく使う場所はできるだけ動かさない、あるいは時間をかけて少しずつ変化させていくようにしましょう。
2.毎日の夜ふかし生活

猫は夜行性のイメージが強いですが、実際には「人間の生活リズム」に寄り添って暮らすことが多いです。
飼い主が毎晩深夜まで起きていると、猫は「いつ寝たらいいの?」「ごはんの時間はいつ?」と戸惑い、落ち着かなくなります。
とくに夜中にテレビや照明がついていたり、大きな音がしていたりすると、眠ろうとする猫の邪魔になってしまうことも。猫の健康にも影響が出る可能性があります。
猫との暮らしでは、なるべく毎日同じ時間に寝起きすることが理想です。難しい場合でも、照明や音量を控えめにするだけで、猫のストレスはだいぶ減らせます。
3.お客さんの出入りが多すぎる

毎日のように来客が多い家庭は、猫にとって「落ち着かない環境」になりやすいものです。とくに人見知りな猫の場合、知らない人の匂いや声がするだけで隠れて出てこなくなることもあります。
これが「たまに」ではなく「毎週」「毎日」のように習慣化されていると、猫は家の中にいても気が休まりません。
「この家は安全じゃない」と感じ、食欲が落ちたりトイレを我慢してしまったりと、心身に悪影響が出ることもあるでしょう。
どうしても来客が多くなる家庭では、猫専用の「安心できる避難部屋」を用意したり、隠れ場所を確保してあげるのがおすすめです。
4.家を空けがちにする

猫は単独行動が好きとはいえ、信頼している飼い主との時間をとても大切にしています。
「1泊2日くらいの留守」でも、頻繁に家を空けていたら、「いつ帰ってくるかわからない」と不安を感じて強いストレスを抱えてしまいます。
お留守番が続く場合は、話しかけられる録音機能つきのカメラや自動給餌器を活用したり、信頼できるペットシッターを頼むことも検討しましょう。
まとめ

猫との暮らしは、ただ一緒にいるだけでは成り立ちません。模様替えや夜ふかし、来客の多さなど、私たちにとっては当たり前の習慣が、猫にとっては大きなストレスになることもあります。
「うちの子、最近ちょっと元気ないかも…」と感じたら、まずは生活リズムを振り返ってみましょう。少しの工夫と気づきで、猫は驚くほど安心してくれるものです。
お互いにとって穏やかな暮らしにするために、できるだけ猫に配慮した生活習慣に整えていきたいですね。
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