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バラエティ豊かな猫の『毛柄』!多彩な色や模様を作り出す4つのカギとは?


猫の毛柄は主に遺伝子によって決まり、親猫からの遺伝が大きく影響しています。遺伝子には優性と劣性があり、優性遺伝子は子に似た毛柄を伝えやすく、劣性遺伝子は世代を超えて表れることがあります。また、交配による品種改良も毛柄の多様化を促進しました。新しい猫種は、スコティッシュフォールドやラグドール、ベンガルなどがその例です。さらに、三毛猫のように性染色体が毛柄に影響を与えるケースもあり、X染色体に関連する三毛柄はほとんどがメスに見られます。最後に、突然変異が新しい模様を生み出し、現在の多様な種を形成しています。特に、キジトラ猫はその祖先である野生のリビアヤマネコの模様を色濃く残しており、野生に最も近いとされています。

1.親から受け継ぐ遺伝子

子猫を舐める母猫

猫の毛柄は、親から受け継いだ遺伝子によって決まります。遺伝子には、優性遺伝子と劣性遺伝子があり、優性遺伝子の場合は子に受け継がれて親子で似たような毛柄になるのです。劣性遺伝子の場合は、何世代も後になってその柄が現れることがあります。そのため、親子でも違う柄になる可能性があるのです。

また、遺伝子の組み合わせによっても、異なることがあるため、同じ親猫から生まれたきょうだい猫でも、全く違う柄になることがあります。

ただ、猫の品種によっては、決まった毛柄が代々受け継がれているものもありますね。その場合は、同じ猫種の両親からであれば、子猫も同じ毛柄である可能性が高くなります。

2.品種改良による模様

振り返るベンガル猫

人間が手を加えたことによっても、猫の毛柄の種類は増えていきました。交配によって、理想の毛柄の猫が生まれるようにしたのです。

近代になり、猫の品種改良はさらに進み、多くの猫種が誕生しました。品種改良によって生まれた猫種には、スコティッシュフォールド、ラグドール、ラガマフィン、ベンガルなどがあります。ベンガルは、ベンガルヤマネコとイエネコの交配によって誕生しました。

シャムやノルウェージャンフォレストキャットなどは、自然発生的に生まれた猫種です。

3.性別が決める模様

三毛猫

三毛猫はほとんどがメスで、オスは非常にレアだという話は聞いたことがあるかと思います。三毛柄は、性染色体との関係が深いためにメスしか生まれないのだそうです。

染色体の組み合わせにより、猫の性別が決まるのですが、メスはXX、オスはXYの染色体を持っています。三毛柄の遺伝子はX染色体上にあるため、三毛猫はメスになるのだといいます。

サビ柄も三毛猫と同じタイプの毛色ですが、サビ猫もほとんどがメスだといわれています。

4.突然変異による珍しい模様

キジトラ猫

猫の祖先は、黒と茶の縞模様をしたリビアヤマネコです。そのため、キジトラ猫は野生に最も近い猫といわれています。

人間に飼われるようになって、多彩な模様が誕生したのは、突然変異によるものです。長い時間をかけて、世界中で突然変異を繰り返した結果、現在のようなバラエティ豊かな柄が生まれたと考えられています。

これほど種類が豊富な猫の毛柄も、元をたどれば、縞模様から始まっていたのですね。近年でも、突然変異によって、珍しい模様の猫が誕生しているようですよ。

まとめ

様々な毛柄の猫たち

猫には、様々なカラーや模様があることに驚かされます。美しい毛色の猫や個性的な柄を持つ猫など、みんな違っていて、それぞれに良さがありますね。


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