1.イケニャンの証!「大きな顔・体格」のオス猫

大きな顔やがっちりとした体格は、メス猫から「強さの象徴」としてとらえられます。
オス猫は、意中のメス猫を巡って、他のオス猫との戦いに打ち勝たなければならないシーンがあります。相手と戦う際、顔が大きいほど威圧しやすくなり、たとえ噛まれたとしても、ダメージを抑えられるメリットが考えられます。
こうした顔つきや体格の違いは、性ホルモンの影響によるもので、特に未去勢のオス猫に強く見られる傾向があります。
メス猫とは見た目の印象も違うため、性別を見分ける手助けにもなってくれることでしょう。
2.性格良し!「紳士的」なオス猫

猫の世界では、基本的に「メス猫がオス猫を選ぶ立場」とされています。
「紳士的」なふるまいも重視されており、いくらライバルとの戦いには勝てても、強引でしつこいアプローチをしては、メス猫に振られてしまうこともあります。猫の世界でも、穏やかな思いやりが求められているようです。
また、オス猫は子育てに関与しないとされていますが、子猫の世話をする「イクメン」タイプも稀に存在します。人間に飼われている環境によって、猫にも変化があらわれてきているのかもしれません。
そんな一面を持ったオス猫が、人気を集める未来もありえそうです。
3.本能をくすぐる「フェロモンが多い」メス猫

発情期中のメス猫は、自身のフェロモンを武器に、オス猫を引き寄せようとします。
体からもフェロモンは分泌されますが、発情期は、尿を少量ずつまいて歩くことで、フェロモンをアピールしようとします。この匂いは強力で、なんと数百メートル先まで到達すると言われています。
もし、1匹のメス猫の周りにたくさんのオス猫が集まっているのを見かけたら、それは「強いフェロモンのサイン」かもしれません。
オス猫は、鼻だけでなく、上あごにある「ヤコブソン器官」という特別な器官を使って、メス猫が発情中だと感じ取っているのです。
4.安心感が大切「子育てベテラン」のメス猫

メス猫の「子育て経験」の有無は、オス猫の人気を集める大きなポイントとなります。ベテランの母さん猫は「安心して子孫を残せる相手」と見なされ、意外なことに、若くて毛並みも美しい猫は、あまり求愛されないようです。
もちろん高齢出産にはリスクも伴いますが、猫は生涯で、6回ほどの妊娠が可能だとされています。
ちなみに、筆者の飼っている愛猫は兄弟ですが、その母猫は確かにグラマラスな体つきをしており、そのような母性のにじむ雰囲気が、オス猫にとっては魅力的に映るのかもしれません。
まとめ

猫界では、本能に訴えるフェロモンや、パートナーとしての経験値が「モテ要素」になります。
メス猫は子育ての経験が重視され、若くて美しい猫は、意外と不人気です。一方、オス猫は、体つきや顔の大きさが人気の要因になります。しかし、紳士的なふるまいができない強引さでは、たとえライバルには打ち勝てたとしても、意中のメス猫にそっぽを向かれてしまうことでしょう。
こうして見ると、モテモテの特徴には、猫界ならではの奥深さがあります。
とはいえ、どんな見た目や性格の猫であっても、飼い主さんにとっては、オンリーワンのモテモテ猫であることに違いないでしょう。
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