廃業した繁殖場から保護された猫…『埃と油まみれだった２匹の現在』に涙する人続出「言葉が出ない」「救って下さり本当にありがとう」

YouTubeチャンネル『にゃんずはうす長浜の保護猫カフェ』に投稿された動画が、繁殖場から保護された猫たちの様子を紹介しています。動画では、全身が埃と油で汚れた「つみれ」ちゃんと「つくね」くんの悲惨な姿に視聴者から多くの関心と同情の声が寄せられました。二匹の猫は健診で大きな病気は見つからなかったものの、見た目のひどさが語る劣悪な環境が明らかにされました。保護団体はすぐに猫たちをケアし、トリミングとシャンプーで2匹は美しく生まれ変わりました。視聴者のコメントには救出とケアに感謝する声や、今後の幸せを願う声が寄せられています。今後、つみれちゃんとつくねくんには優しい里親との出会い、幸せな生活が待っていることが期待されています。

YouTubeチャンネル『にゃんずはうす長浜の保護猫カフェ』に投稿されたのは、繁殖場から保護された猫さんの姿です。

埃と油で汚れた猫さんの悲惨な姿に、動画は1万3000回再生の関心を集め、「本当に胸が痛くなります」「ありのままを見せていただきありがとうございます」といったコメントが寄せられています。

繁殖場から保護された「つみれ」ちゃんと「つくね」くん

廃業した繁殖場から、2匹の猫さんが保護されました。繁殖場とは、ペットショップで売られる子猫を生産する施設だそうです。保護された2匹の猫さんは全身の毛が埃と油まみれで、ひどい生活環境だったことが伺えます。

繁殖場の劣悪な環境

今回「にゃんずはうす」で受け入れたのは、推定4歳のエキゾチックロングヘアの女の子と、同じく推定4歳のエキゾチックショートヘアの男の子です。女の子は、保護された冬にちなみ、温かくおいしそうな名前の「つみれ」と名付けられたそう。男の子は、毛色から「つくね」と命名されたそうです。

保護したばかりのつみれちゃん

保護したばかりのつくねくん

いたたまれない姿の2匹

つみれちゃんもつくねくんも病院で検査したところ、大きな病気や感染症はなかったそうです。ただ、全身が埃と油まみれなことに加え、かなり強い匂いを発していたといいます。

全身から強烈な匂いがしていたそう

大きな毛玉を付けているつみれちゃん

巨大な毛玉が重くて痒そうです...

また、つみれちゃんはカチカチに固まった大きな毛玉を背中につけていたそう。まるで甲羅を背負っているかのような大きな毛玉に、ママさんはいたたまれない気持ちになったといいます。本人も後ろ足で掻いて痒そうにしていたのだとか。

うんと幸せな猫生を

翌日、つみれちゃんは動物病院のトリマーさんに毛を取り除いてもらい、すっきりした体で帰ってきたそう。本人も気持ち良さそうにしていたのだとか。さらに3日後には、ママさんがつみれちゃんとつくねくんをシャンプーし、埃と油をきれいに洗い流したといいます。つくねくんは、「にゃーん」ととっても可愛い声を聞かせてくれたのだとか。