YouTubeチャンネル『ウルンとリコリンファミリー』に投稿されたのは、歩けない猫が自力でケージから出てきた時の姿です。『生きようとする力に圧倒されます』『力強くて、勇気を貰いました』などのコメントが集まり、8.2万再生を突破しました。
立てないジョーくん
ハンデを背負いながらも元気いっぱいの姿を見せてくれるのは、1歳の猫・ジョーくん。自分の足で歩けないジョーくんは、寝そべった状態で器用にケージの中から出てくる猫さんです。

ジョーくんです
この日も自力でケージから出てきたジョーくん。「おいで」とパパに言われ、ピーンと張った手足をブンブン動かし、爪を立て、パパのほうへ行こうと一生懸命。時間をかけて少しずつ、パパの元へと移動してきたそうです。

寝転がったまま…ヨイショ~

この通り!ひとりで出られるジョーくん

パパ~今いくよ~!

歩けないけど、ここまで移動してきました
ジョーくんの過去
ジョーくんは、まだ小さい子猫時代に保護されました。かつて、ティッシュの箱に入れられたまま捨てられていたといいます。そんな残酷な扱いを受けたジョーくんですが、今ではこんなに大きく成長し、たくさんの人に愛されています。
捨てられていたジョーくんを最初に保護したのは、別のご夫婦だったそうです。そして、ジョーくんを幸せにしてくれる飼い主さんを探し、今のおうちにたどり着きました。ジョーくんの命の恩人ともいうべきご夫婦は、今でもジョーくんに会いにきてくれるんだとか。

ごはんだ~!!

モグモグ!モグモグ!

おいしかったよ~!
ハンデになんか負けない!
さらにジョーくんは、MRI検査の結果、長くは生きられないとまで言われています。そんなジョーくんですが、ひとりでケージから出ることもできるし、ごはんだってほとんど自分で食べられるんだとか。「捨てた人に『ジョーは凄いんやで』って教えてあげたいな」というママさん。
ハンデのある猫生にもかかわらず、一生懸命今を生きるジョーくん。ジョーくんのそんな勇ましい姿に励まされている人がたくさんいることでしょう。飼い主さんを始め、ジョーくんの儚い命を守ろうとするみなさんに支えられ、今日という1日をめいっぱい楽しむジョーくんなのでした。

ママにお水を飲ませてもらうジョーくん

ママありがと~♡
投稿には『一歩一歩前進して奇跡が起こる事を心から願っています』『本当に強い子ですね』『ちゃんと自分の意志で行きたい所に向かっているのがすごい』『自分も元気に頑張ろうと思いました、ジョーちゃんありがとうね』『ジョーちゃんが毎日一生懸命に食べて鳴いて生きている姿は癒される』など、ジョーくんへのたくさんの声援が寄せられています。
YouTubeチャンネル『ウルンとリコリンファミリー』では、ジョーくんをはじめ、多くの保護猫たちとの暮らしの様子が紹介されています。保護猫たちに愛情を注ぐご家族の活動ぶりは、本当に『尊い』の一言です!
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ウルンとリコリンファミリー」さま
執筆:佐々木えみこ
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
■関連記事
・猫が顔の近くで寝る4つの理由と飼い主への信頼度
・うっかり『母猫の逆鱗』に触れてしまった娘猫→救世主が現れて……家族の行動が癒されると11万再生「素敵な家族」「素晴らしい熱戦」
・生まれたての赤ちゃん猫たちが『70日後』になると…成長の軌跡と『劇的なビフォーアフター』が228万再生「信じられない」「素敵」<海外>
・遊びを中断した猫→犬に『猫流のあいさつ』をした結果…あまりにも『尊すぎるリアクション』に「ずっと見ていたい」「優しい目にうるっと」
・“白い毛がきれいな子猫”を飼ったと思ったら…1歳7ヶ月の『まるで別猫に変化した姿』に「こんなに変わるんだ」「どっちも可愛い」