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愛猫の『毛の状態が悪くなる』原因5選とキレイに戻す方法 病気の場合も…


猫の毛の状態が悪化する主な原因は、栄養バランスの偏り、不適切なブラッシング、ストレス、病気や寄生虫、環境的要因の5つがあります。栄養バランスが崩れると毛が細くなり、ブラッシング不足や過度なブラッシングは毛玉や皮膚の問題を引き起こします。さらに、ストレスによって猫の毛の成長サイクルが乱れ、病気や寄生虫感染が毛並みに影響を与えることもあります。また、乾燥や湿気も毛の状態を悪化させる要因です。改善策としては、適切な食事と栄養の補充、定期的で正しいブラッシング、ストレス軽減の工夫、適切な温湿度管理、病気や寄生虫への適切な対応が推奨されます。日々のケアが愛猫の健康状態を保つ鍵になります。

愛猫の「毛の状態が悪くなる」原因5選

毛並みの綺麗な猫

1.栄養バランスの偏り

猫の健康な毛並みを維持するためには、バランスの取れた食事が不可欠です。特に、タンパク質は被毛の主成分であり、不足すると毛が細くパサついたり、抜け毛が増えたりする原因となります。

また、必須脂肪酸であるオメガ3やオメガ6脂肪酸は、皮膚の健康を保ち、被毛にツヤを与える効果があります。

これらの栄養素が不足すると、毛が乾燥して切れやすくなったり、皮膚が炎症を起こしやすくなったりすることもあるようです。

安価なフードや人間の食べ物の与えすぎは、栄養バランスの偏りを招く可能性があります。愛猫の年齢や活動量に合わせた適切な栄養バランスのフードを選び、必要に応じてサプリメントなどを活用することも検討しましょう。

水分不足も毛の乾燥につながる可能性があるため、常に新鮮な水が飲めるようにしてくださいね。

2.不適切なブラッシング

ブラッシングは、猫の毛並みを美しく保つために重要なケアですが、方法や頻度が適切でないと、逆に毛の状態を悪化させてしまうことがあります。

ブラッシング不足は、抜け毛が絡まって毛玉ができやすくなるだけでなく、皮膚の血行が悪くなり、健康な毛の成長を妨げる原因となります。

一方で、過度なブラッシングや、猫の皮膚に合わないブラシの使用は、皮膚を傷つけたり、必要な皮脂を過剰に取り除いてしまうため、毛が乾燥したり、炎症を引き起こしたりすることがあります。

猫種や毛の長さに適したブラシを選び、適切な頻度と力加減でブラッシングを行うことが大切です。嫌がる猫には無理強いせず、少しずつ慣らしていくようにしましょう。

3.ストレス

猫は非常に繊細な動物であり、環境の変化や騒音、飼い主の不在、他のペットとの不仲など、さまざまな要因によってストレスを感じやすいです。ストレスは、自律神経やホルモンバランスを乱し、毛の成長サイクルに影響を与えることがあります。

その結果、抜け毛が増加したり、毛がパサついたり、ツヤがなくなったりすることがあるようです。また、ストレスが原因で過剰なグルーミングを行うようになり、毛が薄くなったり、皮膚炎を引き起こしたりすることもあります。

愛猫が安心して過ごせる静かで落ち着いた環境を整え、適度な遊びやコミュニケーションをとることで、ストレスを軽減することが大切です。

引っ越しや新しい家族を迎えるなど、環境に変化があった場合は、特に注意深く猫の様子を観察しましょう。

4.病気や寄生虫

猫の毛並みの悪化は、さまざまな病気や寄生虫感染のサインである可能性があります。

皮膚糸状菌症(真菌症)やアレルギー性皮膚炎などの皮膚病は、かゆみや炎症を引き起こし、脱毛や毛質の悪化を招きます。

内分泌系の疾患(甲状腺機能亢進症など)も、ホルモンバランスの乱れによって毛の成長に影響を与え、毛が抜けやすくなったり、質感が変わったりすることがあるので気を付けなくてはいけません。

ノミやダニなどの外部寄生虫は、激しいかゆみを引き起こし、猫が体を掻きむしることで脱毛や皮膚炎を引き起こします。

定期的な健康診断や適切な予防をおこない、いつもと違う毛の状態や皮膚の異常が見られた場合は、早めに動物病院を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。

5.乾燥や湿気などの環境的要因

猫の被毛は、適切な湿度と乾燥のバランスが保たれることで、健康的な状態を維持できます。しかし、極端な湿気や乾燥は、毛並みの悪化を招く要因となるので注意が必要です。

高すぎる湿度は、被毛が常に湿った状態になりやすく、雑菌やカビが繁殖しやすい環境を作り出します。

これにより、皮膚炎を引き起こしたり、毛がベタついたり、不衛生な状態になったりすることがあります。また、湿度が高いと猫自身も不快を感じ、過剰なグルーミングによって毛が傷む可能性も考えられます。

一方、冬場の暖房や夏のエアコンなどによる過度な乾燥は、被毛の水分を奪い、パサつきや静電気の原因となります。

乾燥した毛は切れやすく、ブラッシングの際に抜け毛が増えることもあります。また、皮膚も乾燥しやすくなり、フケやかゆみを引き起こし、猫が体を掻くことでさらに被毛が傷んでしまうことがあります。

原因別:猫の毛並みをキレイに戻す方法

ブラッシングされる猫

栄養バランスの改善(適切なフードの選び方、サプリメント)

適切なフードを選ぶ際は、主原料に良質な動物性タンパク質が豊富に含まれているかを確認しましょう。

タンパク質は被毛の主成分であり、不足すると毛が細く弱々しくなります。また、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸などの必須脂肪酸は、皮膚の健康を保ち、被毛にツヤを与える効果が期待できるでしょう。

年齢や活動量、健康状態によって必要な栄養バランスは異なります。子猫期、成猫期、高齢猫期、避妊・去勢後など、ライフステージに合わせたフードを選ぶようにしてください。

もし特定の栄養素が不足している可能性がある場合は、獣医師に相談の上、適切なサプリメントを取り入れることもおすすめです。

ただし、自己判断でサプリメントを与えるのは避け、必ず獣医師の指示に従いましょう。

正しいブラッシング方法と適切な頻度

ブラッシングは、抜け毛を取り除き、毛玉の形成を防ぐだけでなく、皮膚の血行を促進し、健康な被毛の成長を促す効果があります。

猫種や毛の長さに合わせて適切なブラシを選びましょう。短毛種にはラバーブラシや獣毛ブラシ、長毛種にはスリッカーブラシやコームなどが適しています。

ブラッシングの頻度は、猫種や換毛期によって異なりますが、一般的には短毛種で週に数回、長毛種では毎日行うのが理想的です。

優しく丁寧にブラッシングし、猫が嫌がる場合は無理強いしないようにしましょう。毛玉ができやすい箇所(脇の下、内股、首周りなど)は特に念入りに行います。

ブラッシングの際には、皮膚の状態もチェックし、赤みやかゆみ、フケなどがないか確認してください。定期的なブラッシングは、猫とのコミュニケーションの時間にもなり、信頼関係を築く上でも重要です。

適切な室温・湿度の維持

一般的に、猫にとって快適な室温は20~26℃、湿度は50~60%程度と言われています。

冬場の暖房による過度な乾燥は、被毛の水分を奪い、パサつきや静電気の原因となります。加湿器を使用したり、濡れたタオルを干したりするなどして、適切な湿度を保つように心がけましょう。

一方、梅雨時期など湿度が高い時期は、カビや雑菌が繁殖しやすくなり、皮膚病の原因となることがあります。除湿機を利用したり、こまめに換気を行ったりして、湿度を適切に管理しましょう。

エアコンを使用する際は、直接猫に風が当たらないように注意し、室温が急激に変化しないように配慮が必要です。猫が自由に移動できる範囲で、温度や湿度の異なる場所を作ってあげるのも良いですね。

ストレス軽減のための工夫(遊び、リラックスできる環境)

まず、猫が十分に運動できるようにキャットタワーや階段などを設置し、上下運動ができるようにしたり、おもちゃを使って積極的に遊んであげたりしましょう。遊びは運動不足解消だけでなく、気分転換にもつながります。

また、猫が安心してリラックスできる場所を用意することも重要です。静かで落ち着ける寝床や、隠れることのできるスペースなどを用意してあげましょう。

多頭飼育の場合は、それぞれの猫がパーソナルスペースを確保できるように配慮が必要です。

飼い主とのコミュニケーションも、心の安定につながります。優しく撫でたり、話しかけたりする時間を積極的に作りましょう。

環境の変化(引っ越しや新しい家族など)は猫にとって大きなストレスとなるため、猫が新しい環境に慣れるまで優しく見守ってあげることが大切です。

動物病院での適切な治療(病気や寄生虫が原因の場合)

急な脱毛、広範囲の脱毛、皮膚の赤みやかゆみ、フケの増加、毛質の異常な変化などが見られた場合は、自己判断せずに速やかに動物病院を受診しましょう。

獣医師による適切な診断を受け、原因となっている病気や寄生虫に対する適切な治療を行うことが、毛並みの改善には不可欠です。

皮膚病の場合は、内服薬や外用薬、薬用シャンプーなどが処方されることがあります。寄生虫感染の場合は、駆虫薬を使用します。

また、内分泌系の病気など、全身性の疾患が毛並みに影響を与えている可能性もあります。獣医師の指示に従い、適切な治療とケアを継続することが重要です。

まとめ

毛づくろいする猫

猫の被毛は健康状態のバロメーターのひとつです。

キレイな状態を保てるように、今回紹介したポイントを抑えて日々のケアを怠らないようにしましょうね。


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