手元供養とは?

飼っている猫が亡くなったとき、近年ではほとんどの飼い主さんが火葬をしているそうです。その後、埋葬せずに、遺骨を自宅などの身近に置いておくことを手元供養といいます。
遺骨を自宅に置くことに対して、法的に問題はなく、また、いつまでという期限もありません。
ただし、デメリットがあるのも事実です。遺骨を置いておくことに不快感を抱く人もいるでしょう。同居する家族の理解を得たり、来客の際には配慮することが必要になります。
しかし、手元供養は、メリットも大きいです。愛する猫を亡くした悲しみから、飼い主さんがペットロスに陥ってしまうこともありますが、そのようなケアにも手元供養は効果があるとされています。
手元供養には2種類あり、ひとつは遺骨を自宅で保管する方法。もうひとつが、粉骨してアクセサリーなどに納め、持ち歩く方法です。
1.祭壇を設けて骨壺を置く

遺骨を骨壺のまま、祭壇を設けるなどして保管しておく方法です。ただし、長期保管ではカビの発生に気をつけなければなりません。5年以上保管しておく場合は、粉骨することをおすすめします。
手元供養をする飼い主さんが増えていることから、ペットのメモリアルグッズも多くの種類が販売されるようになりました。ペット用メモリアルグッズ専門店もありますし、ネットショップでも購入が可能です。愛猫のイメージに合うものを選んであげられますね。
最近では、室内や庭に置くことのできるコンパクトなサイズのお墓も販売されています。写真を入れたり名前やメッセージを彫ることも可能です。
2.アクセサリーに納めて身に着ける

粉骨してパウダー状にした遺骨を、専用のアクセサリーに納めて身に着けるという方法です。これなら、いつでもそばに愛猫を感じていることができます。
アクセサリーは、ネックレスやブレスレット、キーホルダーなどがあります。ネット通販でも簡単に申し込むことができ、デザインも様々。遺骨アクセサリーだとわからないようなおしゃれなものもありますよ。名前などを刻印することもできます。
遺骨と正しくさよならするには?

遺骨をずっと手元に置いておくことには問題はありません。特に、愛猫を失ったばかりの頃は、ショックが大きく、火葬した後のことを細かく考えている余裕はないかも知れません。落ち着くまでは、手元に置いておくという方法でもいいでしょう。
しかし、時間がたって、ちゃんと埋葬してあげたい、という気持ちが出てくることもありますね。そのようなときは、愛猫のことを最もわかっている飼い主さんが納得する形で埋葬してあげましょう。
埋葬にも様々な方法があります。ペット専用の霊園や納骨堂に納める他、粉骨した遺骨を海や山などの自然の中に散骨したり、自宅の庭に埋めることも可能です。散骨に関する決まりはありませんが、人の迷惑にならないよう気をつけましょう。自宅の庭に埋める場合も粉骨しておくと、動物に掘り返されたりせずに済みます。自宅の庭であっても、周囲への配慮は忘れずに。
まとめ

大切な愛猫を亡くしてしまったときは、悲しみで冷静な判断ができないこともあります。火葬後のことは、慌てずにゆっくり考えても大丈夫です。遺骨を手元に置くこともできます。
手元供養にするのか、埋葬するのかは、周囲と相談し、納得がいったうえで決めるといいでしょう。
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