1.カツラ柄

まるでカツラを被っているかのような、独特なヘアスタイルに思わず目を奪われるのが「カツラ柄」です。短めのパッツン前髪に七三分け、センター分けなど、バリエーションも豊かです。
その頭頂部の風貌から、フランシスコ・ザビエルのような歴史上の偉人や、有名人を思わせる猫もいるでしょう。
頭頂部だけに色がつく理由は、紫外線のダメージから守るためと考えられています。実は、毛柄を決める「メラニン色素」には、色をつけるだけではなく、紫外線を吸収する働きを持っています。
おちゃめなルックスの裏には、大切な役割が秘められているのかもしれません。
2.ちょびヒゲ柄

ちょびヒゲ柄の猫からは、まるで紳士のような気品を感じさせます。特に、白黒猫は、本当にヒゲを生やしてるようでダンディーに見えるでしょう。ハチワレとちょびヒゲがどちらもあると、一層ユーモラスな印象です。
とあるイギリスの大学で研究を行った結果、色素細胞の動きが不規則であることが、この柄の出方に影響を与えていることが分かりました。色素が不規則に沈着した結果、偶然にも「ちょびヒゲ」のような毛柄が生まれるようです。
可愛さと渋さの両面を持った、ちょびヒゲ柄の猫。そんな背景を知ると、まさに奇跡の柄と言えるのではないでしょうか。
3.鼻くそ柄

鼻のワンポイント模様がチャーミングなのが「鼻くそ柄」です。正真正銘の毛柄なので、つい「拭いてあげようか?」と思ってしまいますが、気持ちをグッとこらえましょう。
ただし、以前はなかったのに、鼻の上にいつの間にか発生したということも考えられます。一般的に見られるほくろやシミなのか、何か健康に変化が出ているのかを、しっかりと見極めてあげてください。
ちなみに筆者は、愛猫の鼻についている黒ずみを本物の鼻くそだと勘違いして、拭き取ろうと奮闘した経験があります。
4.セパレート柄

顔の真ん中でくっきりと模様が分かれる「セパレート柄」は、ユーモラスかつ神秘的です。非常に珍しい柄であり、パリで生まれた「ナルニア」という名のセパレート柄の猫が、SNSに登場したときには、世界的に注目が集まりました。
とはいえ、日本にいる猫にも、この柄が見られるチャンスが少なからずあるでしょう。黒やオレンジ系が入り混じるサビ猫の場合は、左右に模様が分かれやすい傾向があるのではないかと考えられています。
写真の撮り方によっても、まるで別の猫のような雰囲気を楽しむことができるかもしれません。
まとめ

猫の毛柄には、個性的でユーモラスな魅力があふれています。カツラ柄、ちょびヒゲ柄、鼻くそ柄、セパレート柄と、どれも一度見たら忘れられない印象を与えます。
歴史上の偉人やイギリスの紳士など、何かの人物像に例えて楽しむこともできるでしょう。セパレート柄の猫は非常に珍しいため、もし出会うことができたらラッキーかもしれません。
さて、皆さんの愛猫は、いったいどんなおもしろ柄でしょうか?
■関連記事
・猫の爪とぎ『いらなくなったダンボール』で作れます→工程を紹介したら…立派な完成品に「アイデアが凄くいい」「挑戦してみます」と絶賛の声続出
・自動給餌器のごはんが出てきた瞬間、猫が…笑わずにはいられない『衝撃の光景』が77万再生「先読みしてて笑った」「ドリフトかましてるww」
・お姉ちゃんを気遣い優しい弟猫が…まさかの"行動"に思わず涙がでてくると364万表示「まるで絵本の世界」「見たことない」と感激の声続出
・大雪のなか庭にでて堪能していた猫→窓を閉めたら…可愛すぎる『リアクション』が7万再生「顔がマジだw」「必死でかわいいw」の声
・同居猫にしばかれないよう『必死に気配を消す猫』→主が布団をめくった次の瞬間…爆笑の光景が424万再生「最後にw」「気まずそうで面白い」