starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

『気性が激しい猫』に共通する3つの特徴とうまい付き合い方 すぐ噛んだり暴れたり…なぜ?


この記事では、気性が激しい猫の特徴とその背景にある要因について取り上げています。気性が激しい猫は、すぐに威嚇したり、猫パンチを乱れ飛ばしたり、過剰に興奮しやすい行動を見せます。多くの場合、これらの問題行動は子猫時代の育成環境が影響しています。例えば、外猫時代の過酷な経験や、早期に母猫や兄弟猫から引き離された結果、心の傷や社会性の欠如が攻撃性として現れることがあります。飼い主は無理やり接触せず、適切な距離を保ち、時間をかけて信頼関係を築くことが重要です。おやつや穏やかな環境作りも、猫を安定させる助けとなります。長く共に過ごすことで、お互いに理解し合い、少しずつ良い関係を築くことが可能です。

1.すぐ威嚇してくる

怒った猫

気性が激しい猫は、すぐに威嚇しがちです。鋭い犬歯をむき出しにして、「シャアーッ!」とものすごい形相で唸り声を上げます。飼い主さんからすると、非常にショックでただひたすら混乱するばかりの場面です。

愛猫の威嚇は、これ以上不用意に近づくと容赦しない、という切羽詰まった意思の表れです。心理的背景には、強い警戒心があります。多くの場合、もともとの性格と言うよりも、育った環境が関係していると考えていいでしょう。

たとえば、外猫時代に見知らぬ人間にイヤなことをされたなど、つらい過去を体験した猫は、保護猫として迎え入れても、なかなか懐いてくれない場合があります。性格形成にとって大切な子猫期に心の傷を負ってしまうと、成猫になっても簡単には修復できません。

このタイプの猫になじんでもらうためには、まず、安心できる環境を整えてあげることが大切です。キャットタワーや隠れ家を適切な場所に置くと、気持ち的にもゆったり過ごせます。さらに、おやつを積極的に活用するのもポイントです。

2.猫パンチが乱れ飛ぶ

猫パンチする猫

2つ目は、猫パンチが乱れ飛んでくることです。猫パンチは、ボクシングで言えば、ジャブ的な意味合いがあり、KOする破壊力はないものの、相手をけん制する効果は十分に備わっています。

猫は野生時代から強い縄張り意識があるため、たとえ飼い主さんであろうとも、必要以上に接近すれば、パーソナルスペースに侵入した、と判断されてしまいます。愛猫が飼い主さんに猫パンチを浴びせかけるのは、攻撃というよりも、むしろ防御のためです。

このタイプの猫の根底にも、前項と同様に、子猫時代の体験が深く関わっています。

子猫の社会化期(生後2~7週目まで)は、母猫や兄弟猫との関わりのなかで、コミュニケーションや猫としての作法を学ぶ大切な時期です。

社会化期よりも前に、母猫や兄弟猫と引き離されてしまうと、十分な「社会性」が育たないまま、成猫になってしまいます。本来はだんだんおさまっていくはずの攻撃性が、そのまま残ってしまうことも珍しくありません。

猫パンチや噛み癖、暴れ癖のある愛猫に対しては、飼い主さん本位で近づいたり、撫でたりしないことが重要です。むやみに刺激すれば、猫パンチが乱れ飛んできます。ほどよい距離感を保ちつつ、なるべくいっしょの時間を過ごしてみてください。

猫は賢く、飼い主さんをしっかり観察しています。恐れる必要もない、とわかれば、少しずつ距離感も縮まってくるので、過剰に心配しないようにしましょう。

3.やたらと興奮しやすい(過剰反応)

おもちゃ遊び中のベンガル

3つ目は、やたらと興奮してしまう猫です。最も象徴的に表れるのは、おもちゃ遊びの場面で、遊びに熱中するあまり、つい飼い主さんの手や腕を噛んだり、引っかいたりします。このタイプの猫は、通常の猫よりもずっと野性気質が濃いめです。

愛猫がおもちゃ遊びに夢中になるのは、決して悪いことではありません。ただ、おもちゃ遊びの流れで、噛まれたり、引っかいたりされては、飼い主さんも非常に困ります。

過剰な攻撃性の裏側には、やはり、子猫の社会化期の過ごし方が影響しています。この時期に、他者との交流体験が乏しいと、遊ぶにしても力加減がわかりません。本人は普通にやっているつもりでも、度を越えて、相手(飼い主さん)を傷つけてしまうことがあります。

おもちゃ遊びのときに、愛猫から噛まれたり、引っかかれたりした場合は、すぐに遊びをやめて、今いる部屋から静かに退出してみてください。攻撃的行動=飼い主さんが去ってしまう、ということがだんだん理解できるようになれば、愛猫の行動も穏やかになります。

大きな物音や飼い主さんの派手な動きに反応して、興奮することもあるので、日頃からなるべく落ち着いた態度でふるまうことが肝心です。

まとめ

振り向いて激怒中の猫

生来の気質によるものもありますが、多くの場合、猫の性格形成は、子猫時代の環境に強く影響を受けます。今回の記事では、気性の激しい猫の特徴として、3つのポイントを上げました。

良好な関係を築くうえで大事なのは、ほどよい距離感を保つこと、決して無理強いしないことです。さらに、上手におやつなどで興味を引くことも効果的。できるだけ長くいっしょの時間を過ごすと、飼い主さんの人となりも理解してくれるようになります。

気長に構えて、雪どけの喜びを実感してみてください。


■関連記事
猫のいる部屋で『ロボット掃除機』を起動したら…予想外の『仲良しすぎる光景』に「友達になったみたい!」「掃除機も健気に仕事を…w」の声
3歳児に抱きしめられたまま『寝落ちされてしまった子猫』…予想外の反応が可愛すぎると笑顔になる人続出「普通は逆よねw」「仲良しだw」
突然子猫が『兄妹喧嘩』を始めたかと思ったら…まさかの激しすぎるバトルと"微笑ましい結末"に悶絶「ニヤニヤしたw」「本当に可愛い」
猫を歯磨きに誘った結果…あまりにも独特すぎた『まさかの怒り方』に爆笑する人続出「ワンワン!?ww」「おじさんw」と47万再生の反響
『喧嘩慣れしていない猫2匹』が争った結果…とんでもなく『弱弱しいパンチの打ち合い』に爆笑の声「目を閉じてww」「お互いビビってて笑った」
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.