猫が落ちているとは？
猫が「落ちている」とは、猫が床や地面に寝転んでいる状態を指す言葉です。
猫は警戒心が強く、本来であれば危険を察知しやすい高い場所や隠れ家にいることを好みますが、飼い主の前や安心できる場所では、至るところでデローンとした姿を見せてくれます。
猫が床に落ちている姿は、飼い主にとって癒やしの光景。しかし、猫が思いがけない場所に落ちている場合もあるので、踏みつけないよう注意しましょう。
猫が床に『落ちている』姿を多能できる4つのシーン
1.夏の暑い日
暑い夏の日は、猫が落ちている姿を見つけやすい時期です。猫たちは、涼しい場所を見つけては床にゴロンと寝そべりがち。たとえば涼しいタイルや木の床は、暑さを和らげるのにうってつけの場所です。猫は体温調節が苦手なので、日陰や風通しの良い場所を選んで涼を感じながら寝ているんですね。
一年のなかでも夏場はこのような姿をよく目にできるので、普段落ちない猫でも、気づいたらその辺で落ちているパターンも珍しくありません。
2.床暖・ホットカーペットの上
猫が落ちるのは暑いときだけではありません。寒い季節には、床暖房やホットカーペットの上が猫たちの人気「落ちスポット」になります。暖かい場所で体を伸ばして暖を感じながら、リラックスしているのでしょう。その姿に癒されない飼い主はいません。
猫は暖かい場所が大好きなので、ぜひ寒いときは家の中のホットスポットを覗いてみてください。床暖やホットカーペットの上で、まったりと落ちている愛猫を見つけられるかもしれません。
3.ひなたぼっこ中
晴れた日には、猫たちは窓辺やベランダなどでひなたぼっこをしながら落ちているパターンもあります。日光浴をしながら、のんびりと落ちている姿はとても平和で幸せそう…。
ひなたぼっこは、殺菌・消臭効果や、ビタミンDの生成など、猫の体にとっても良い影響を与えるため、健康維持にも役立ちます。そのためか、全身で日の光を吸収しようとしているのかもしれません。
4.思いがけないところに落ちていることも
猫は好奇心旺盛でマイペースな生き物なので、思いがけない場所に落ちているパターンもあります。たとえばクローゼットの中や洗濯物の山の上、乾燥中の布団のうえなど、意外な場所で見つかるケースも少なくないようです。
我が家の猫たちは、風通りの良い廊下や玄関の大理石の上に落ちがち。そのため、ながらスマホをしながら歩くと、うっかり踏みつけてしまいそうになります。
猫が「落ちている」ときの注意点
猫が「落ちている」際の注意点として、まず重要なのは予期せぬ場所での発見に備えることです。猫は私たちの予想もしない場所でくつろぐときがあるため、愛猫がよく落ちているタイプの猫なら、家の中を歩く際は周囲に気を配りましょう。とくに夜間や暗い場所では、黒猫などは見えづらいので足元には注意が必要です。
もうひとつの注意点は、「落ちている」のが、実は体調不良で「ぐったり」しているというパターンです。夏であれば熱中症だったり、もしくはそのほかの病気かもしれません。呼びかけに反応せず、口で呼吸していたりすればSOSのサイン、動物病院を受診しましょう。
まとめ
猫が床に『落ちている』姿は、夏の暑い時期だけでなく、さまざまなシーンで見られます。
この姿は多くの場合、信頼関係が築けている証。無防備な姿ですが、信頼できる飼い主の元にいるから見せられるのです。
ちなみに、猫は落ちる場所を気温や気分に応じて選んでいます。そのためこんなところで!?という場所で「落ちている」愛猫を発見するのも、猫との暮らしの楽しみの一つになるでしょう。
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