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猫に絶対やってはいけない『NGな応急処置』5つ 怪我や誤飲…誤った方法はかえって危険


猫の誤飲、熱中症、けいれん、病気・怪我、出血時の対応について、避けるべきNG行動と正しい応急処置方法を解説します。誤飲時に無理に吐かせると、尖った物や化学薬品が逆流中に内臓を傷つける恐れがあります。熱中症時には氷を直接体に当てると、体温が急激に低下するリスクがあります。けいれん時に口に物を入れると、強く噛まれる危険があります。市販薬を自己判断で使用すると、成分が猫にとって毒性を持つ場合があるため危険です。猫の出血を放置するのもNGで、適切な圧迫止血が必要です。いずれの症状も獣医師の判断を仰ぎ、正しい処置を心がけることが重要です。

1.無理に吐かせる(誤飲時)

吐きそうな猫

猫が誤飲をした際、飼い主としてはすぐに吐かせたくなるかもしれません。背中を叩く、水や牛乳を飲ませる、口から出ているものを引っ張るなど、さまざまな方法が言われますが、何を飲み込んだかもわからない状態では、これらの処置は危険なので控えましょう。

特に尖ったものや化学薬品などを誤飲した場合、吐かせることで喉や食道を傷つけてしまうリスクがあります。たとえば画鋲やホチキスの針などの尖った物は、逆流する際に内臓をさらに傷つける恐れが…。

また化学薬品を誤飲した場合、なにかを飲ませることで毒性が広がる恐れがあったり、ひも状異物を口から引っ張り出そうとするのも、内臓を傷つける原因になりかねます。

そのため異物を発見した場合は、すぐに動物病院に連れていき獣医師による処置を受けましょう。

2.氷で直接冷やす(熱中症)

扇風機をあてられた猫

猫は人間よりも熱放散が苦手で、熱中症になりやすい動物。万が一猫が熱中症になった際は急いで冷やすことが重要ですが、方法を誤ると逆効果になることがあります。

たとえば、氷を直接猫の体に当てる行為。急いで冷やそうとする気持ちは大切ですが、これは猫の体温を下げすぎてしまうリスクがあるので控えてください。

正しい方法としては濡れたタオルで体を覆って風を当てたり、涼しい場所に移動させたりする対処があげられます。またこまめに体温を計って、低体温になっていないか確認するのも大切です。

動物病院に連れて行くときも、タオルで保冷剤をくるんで足の付け根など太い血管がある場所に挟んでいくといいでしょう。

3.口に指をいれる(けいれん時)

口に指を入れられる猫

猫がけいれんを起こすとパニックになりますが、くれぐれも猫の口に指や物を入れるのはやめてくださいね。

猫がけいれんすると、舌を噛むのではないかと心配される飼い主さんもいますが、けいれん中は猫の意識がない状態なので、指を入れると強い力で噛まれるリスクが非常に高いです。

けいれんは数秒~数分で治まるので、もし猫にけいれんが起きた場合は、猫に周囲の危険物を取り除き、落ち着くまで手を出さないようにしましょう。

可能であれば動画をとっておいてもいいです。猫が落ち着いたら、動物病院に向かいましょう。

4.市販薬を自己判断で使用する(病気・怪我)

猫とカプセル

猫が病気や怪我をした際、人間用の市販薬を飼い主判断で与えるのは非常に危険なので、控えましょう。猫の体は人間よりはるかに小さく、さらに異なる代謝機能を持っているため、人間にとって安全な薬でも猫には毒性を持つ場合があります。

たとえば、アセトアミノフェンやイソプロフェンは猫にとって致命的な毒物となりかねません。

動物病院で人体薬を処方されるケースもありますが、それは動物でも服用できる薬を、獣医師が体重にあわせて調整しているから問題ないのです。

そのため、もし猫が体調を崩したりケガをしたりした場合は、獣医師に相談し、適切な治療を受けましょう。

5.様子見で放置する(出血時)

けがをした猫

猫が出血したときに放置するのはNGです。猫は体が小さく、血の量も人間ほど多くはありません。そのため問題なさそうな出血量に見えても、猫にとっては危険な量かもしれないです。

とくに耳や肉球の出血は、一見「すぐ止まる」と思われがちですが、耳であれば猫が頭を振ったり、肉球であれば猫が歩いたりすることで血が止まりにくくなります。

猫の出血を見つけたら、流水で患部を洗い、清潔なガーゼや布で圧迫止血をしましょう。数分で出血は治まるはずです。ただしドクドクと血があふれていたら、大きな血管が破れているかもしれませんので、止血をしながら、早めに動物病院に連れていきましょう。

まとめ

診察を受けるぽっちゃり茶トラ

猫の応急処置は、正しい知識と方法が必要です。誤った対応をすると、かえって猫の状態を悪化させてしまう危険性があります。

そのため本記事で紹介した誤飲、熱中症、けいれん、市販薬の使用、出血時の対応に関するNG行動を参考に、愛猫の安全を守るための正しい対応を心がけてください。

そしてどのような緊急時にも慌てず、獣医師の治療を受けることを忘れないようにしましょう。


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