猫は食べ方が下手!?4つの理由とサポート術
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口からポロポロとご飯をこぼす猫に、床に落として食べる猫。猫は不器用なのでしょうか?
毎日のこととなると目に余る光景かもしれませんが、叱るのはちょっと待ってください!猫の食べ方が汚くなりがちなのには家猫ならではの事情があります。
ここでは『食べ方が下手』な理由と、サポート術について紹介いたします。
1.歯の構造によるもの
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猫は本来、生きた獲物を捕らえて食べる動物です。肉をこそげ取る都合から、全体的に歯が尖っています。
奥歯自体も食べ物をすり潰す構造にはなっていないので、ドライフードを噛もうとしても上手に噛み砕くことができず、こぼれ落ちてしまうことがあります。
現在食べているフードでむせてしまう、もしくは吐き戻しが多いなどの不都合があれば粒が小さなものに変更してみると良いでしょう。ウエットフードも食べやすいと思います。
野生の猫もそうなのですが、基本的に猫は食べ物を丸呑みしています。よって、少しでも食べやすい形状のほうが安全に食べることができます。
特に問題がないのであれば、おぼんを使用することで後片付けが楽になるようにしてみてください。
2.野生の名残り
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猫の食事スタイルの特徴として、こそげ取った肉を一度地面に置くという習性があります。いくら丸呑みするとはいえ、一口大に裂かなければ窒息してしまうからです。
ドライフードを食べる際も同様に、お皿から一旦こぼしたものを食べる猫がいます。これはまさに野生の名残りによるもの。
一種の癖のようなものなので、大目に見て見守るようにしてあげましょう。
3.ヒゲが器に触れるのがイヤ
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猫にとってはセンサーの役割を果たすヒゲ。生きるうえで欠かせない存在でありながら、家猫の食事スタイルでは邪魔になることがあります。
特に感覚が鋭く繊細な猫は、食器にヒゲが触れることを嫌がります。これは相当なストレスがかかっているので、食べることに躊躇う仕草が見られたら、器を変えてみてください。
平べったい形状で、なおかつ楕円形のものがおすすめです。それでも尚、食べたいのに食べられない状態が続くようであれば、他に原因があるかもしれません。
4.お口のトラブル
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猫の口腔内は虫歯菌が育たないため、虫歯になることはありません。しかしながら、歯垢の蓄積による歯のダメージや歯周病になるリスクは持っています。
また、何らかの病気によって口内炎や舌炎が生じることがあります。このようにお口のトラブルを抱えた猫は、上手に食べることができなくてなります。
ここ最近で急激に食べ方が下手になったと感じる場合や、空腹でありながらも食べることに抵抗がありそうな場合は、一度診察を受けるようにしてください。
猫の口内炎は難治性といって、治りにくい場合があります。早期発見・早期治療に結びつけるためにも、日々の食事をよく見守ってあげましょう。
まとめ
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皆様の愛猫の食べ方はいかがですか。やはり下手だと感じることはありますか。
猫は生粋の肉食動物であるがゆえに、家猫として適応しにくい部分があります。とはいえ、生肉を与えるのはリスクが大きいので避けたほうが無難です。
粒の大きさの相性が良いドライフードに切替える・器の形状を変える・後片付けがしやすい工夫をするなどの策を講じてみてください。
ちなみに下を向いて食べる直置きでは食道が狭くなり、吐き戻しが多くなることがあります。形状とともに、器の高さも見直してみると良いでしょう。
最後の項目でも紹介したように、お口のトラブルが原因で食べ方に変化が出てくる猫もいます。毎日さりげなく様子を見てあげることも大切です。異変があれば、早めに診察を受けてください。
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