1.ヘソ天
猫の信頼度が最も高いのは、弱点であるお腹を見せて眠る「ヘソ天」です。
猫によっては真上を向けず、少し横向きになる子もいますが、お腹を見せ四肢を上向きに伸ばした状態で寝ていればヘソ天と言えるでしょう。
飼い主の側でヘソ天をしているときは、とてもリラックスしている状態です。信頼度が高いときに見せる無防備な姿なので、愛猫との信頼関係がしっかりと築けている証拠です。
2.ツチノコ寝
猫が香箱座りしている状態から頭を倒し、上から見るとまるで「ツチノコ」のような姿で寝ている姿を「ツチノコ寝」と呼びます。
前足を体の下に入れた状態で脱力しているので、すぐに逃げられる体勢ではありません。つまり、外敵に襲われる心配がないと安心しきった状態で眠っているのです。
飼い主の側や家の中が愛猫にとってリラックスできる場所のときに見られる寝相です。
我が家の猫もこのツチノコ寝をすることがありますが、上から見ると本当にツチノコのように四肢が隠れて、顔としっぽだけが見えている状態になります。
まるで溶けているかのように眠っている姿は、見ていてとても幸せな気持ちにさせてくれますよ。
3.香箱座り
香箱座りとは、前足を内側に丸めるようにしまい込む座り方です。
前足をしまいすぐに動き出せない体勢を取っているということは、とてもリラックスした状態の座り方で、見かけることの多い体勢なのではないでしょうか。
猫は香箱座りの状態でも眠ることがあります。ウトウトしている様子や、頭をこっくりと動かしている様子はとても愛らしいですよね。
4.横向きで手足を伸ばす
手足をだらんと脱力した状態で寝ているのは、非常に安心している証です。
横向きで寝るとお腹も見えるので、弱点を見せても問題ない場所だと思っています。
ただし、猫が「暑い」と感じているときも、体温を逃がすために手足を伸ばして寝ることがあります。
冷たい床の上などで手足を伸ばしている場合、暑さを感じている可能性があるので室温が高すぎないか確認するようにしてください。
まとめ
猫は警戒していると、すぐに動き出せる体勢で眠ります。
完全室内飼いをしている猫は、外敵に襲われる心配がないため、脱力して寝ることが多いようです。
特に猫の弱点であるお腹を見せるように寝ているときは、飼い主に対してとても高い信頼度があることがわかります。
ただ、「暑い・寒い」といった状況でも猫の「寝相」は変わってきます。室内をいつも適温に保ちつつ、愛猫が安心して眠れる環境作りをしていくようにしましょうね。
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