猫が喜ぶ『猫砂選び』の極意2選!!
皆様の愛猫は、現在お使いの『猫砂』に満足しているご様子ですか。正直イマイチと感じつつも、どのタイプに変更すべきか分からない飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、猫が喜ぶ＂猫砂選びの極意＂を2つ紹介いたします。
1.しっかり固まるタイプ
猫砂を大きく二分すると、『固まるタイプ』と『固まらないタイプ』があります。
固まるタイプは鉱物系や木製で、イメージ的には従来からあるものになります。
一方固まらないタイプはシステムトイレに使用するもので、ペットシートと併用する目的で、敢えて尿が通過する構造になっています。
猫が好むものは、ズバリ『固まるタイプ』です。掃除をする飼い主さんは少々大変ですが、しっかりと固まってくれたほうが臭い残りが少ないので猫的にはありがたいようです。
2.圧倒的人気は鉱物系
関西地方にあるとある猫カフェで、猫に人気の猫砂はどのタイプかという実験が行われました。ここで使用された猫砂は、次の5種類です。
- 鉱物系
- 紙系
- おから系
- 木系
- システムトイレ用のチップ
これらを全て同じメーカーで揃え、17時間観察しました。ちなみに猫はオス5匹、メス8匹の計13匹です。
ここでは鉱物系19回（排尿13回／排便6回）と最も多く、次いで木系11回（排尿8回／排便3回）、紙系5回（排尿3回／排便2回）という結果になりました。
おから系やチップ（システムトイレ）は排尿のみで排便はなしという結果になっています。つまり、排尿・排便共に心地よく使用できるものは『鉱物系』というわけです。
理由は1つ目の項目で紹介した通り、消臭効果やしっかりと固まるという点が評価されたのでしょう。
まとめ
猫が喜ぶ猫砂の特徴は、消臭効果が抜群でしっかりと固まることでした。具体的なタイプは鉱物系（ベントナイト）が最も人気で、排尿・排便共に使いやすい印象があるようですね。
今や掃除の利便性や猫の体に良いと謳われた猫砂は多いですが、猫の反応を見ると＂従来からあるもの＂が愛されている傾向にあります。
猫はキレイ好きで野性的な動物です。自然界にある砂に近い鉱物系がやはり違和感がないのかもしれません。
現在、猫砂迷子になっている飼い主さんは、一度思いきって鉱物系を選んでみてはいかがでしょうか。ベントナイトも進化しているので、粒が大きく粉末が舞いにくいタイプのものがあります。
ちなみに我が家の猫たちも鉱物系一択で、紙系に切り替えようと試みて失敗しました。幸い4つあるトイレのうち1個のみで実験したため、トイレを我慢するという大惨事には至りませんでした。
余談になりますが、皆様もお試しをするのであれば、1個だけ変えてみるという方法がおすすめです。
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