地域のアイドル兼ボス猫だった茶トラ猫を3年半越しに保護した時の様子が、YouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」に投稿されました。動画は57万9000再生を超え、茶トラ猫が身を預ける様子に「待った甲斐があったね」「ここが我が家だって安堵してるみたい」との声があがっています。
ボス猫を3年半越しに保護
この日、投稿主さんはある街のアイドル兼ボス猫だった茶トラの猫を保護することになったといいます。もともと人懐っこい猫だったそうですが、投稿主さんの引っ越しによりなかなか会うことができず、年に1度か2度ほど様子を見るのが精一杯だったとか。
そんな茶トラのボス猫を、今回なんと3年半越しに保護するタイミングが訪れたのです。投稿主さんに慣れていたこともあってか、保護から病院での検査まで全て無抵抗で終えたのだそう。
自宅で家猫研修を開始
先住猫がいることもあり、まずは隔離部屋で茶トラ猫を養生させ、家猫として生きるための訓練も開始したそうです。保護直後の猫は警戒することが多いのですが、茶トラ猫は自宅到着わずか20分で投稿主さんの膝上へ乗ったのだとか。
かつてのボス猫は名前を「釿汰(きんた)」と変え、安全な家猫生活を送ることになったそうです。持ち前の人懐っこさで人間たちに可愛がってこられた釿汰くんでしたが、今回保護されるまでずっと外で生きることを選んだよう。まるで投稿主さんに保護されるのを3年半ずっと待っていたかのようにも思えたといいます。
幸せな猫生の第一歩を踏み出した釿汰くん
人懐っこすぎて保護翌日にはケージから出しても全く問題なかったという釿汰くん。先住猫との対面においては、ノミアレルギーかつエイズキャリアということもあり課題のある状態ではありますが、きっと持ち前のコミュニケーション力で仲良くなっていってくれることでしょう。
投稿には感動の声が続々と寄せられていて、「キンタは家猫化が嫌だったわけではなく、かますさんと一緒に暮らしたかったんですね」「待たせてすまんかったなあ、で涙腺爆死した」「安心しきってるんだなぁ、溶けてるもんなぁw」とのコメントが書き込まれました。
また、保護前の釿汰くんを心配していた地域の人々に動画で状況を届けられることへの安堵の声も見られました。
YouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」では、現在の釿汰くんの様子を見ることができます。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」さま
執筆:曽田恵音
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
■関連記事
・猫が見つめる理由とは?飼い主をじっと見る9つの心理
・猫が撫でてほしい時にする6つの仕草
・猫が甘噛みをする6つの理由としつけ方法
・猫が大好きという気持ちを飼い主に伝える9つのサイン
・猫を乗せて走る『ダンボールカー』作ってみたら…まさかの光景が可愛すぎると189万再生の大反響「クオリティーの高さに脱帽」「素敵」