1.ペットカメラ
「外出中、愛猫のことがつい気になる…」という方にはペットカメラがピッタリです。Wi-Fiにつなぐだけで始めるのも簡単。仕事や用事、あるいは、旅行などで、どうしても留守するときにとても便利です。
商品によって異なりますが、スマホでの遠隔操作をはじめ、自動追跡、リアルタイム視聴、録画機能、赤外線撮影など、搭載機能も多彩です。なかには、ごはんとトイレの回数を記録できる行動ログ機能や自動給餌機能がそろっているものもあります。
留守中に愛猫がどんなふうに過ごしているのか、帰宅後、まとめて映像を確認したい飼い主さんも多いでしょう。そんなときは、録画機能がもってこいです。
愛猫を膝に乗せながら、いない間の様子をつぶさに鑑賞。ときには、仰天するような不思議な行動を目の当たりにできるかもしれません。より深く愛猫のことを知るチャンスであり、飼い主さんにとっては日々の楽しみにもつながります。
選ぶうえでの簡単なポイントは、以下の通りです。
- 画質のキレイさ(フルHDが理想的)
- 広角レンズ首振り機能搭載(撮影範囲が広くなる)
- アプリの操作性
2.自動給水器
「うちの子はなかなか水を飲んでくれない…」と悩んでいる方には、自動給水器の導入を検討してみるのもアリです。
砂漠出身の猫はもともとあまり水を飲まない動物ですが、健康を保つためには一定の水分摂取が不可欠です。一日の適量は、1kgあたり50~60ml。慢性的な水分不足は、尿石症や腎不全など、深刻な泌尿器系疾患のリスクが高くなります。
自動給水器のメリットは、常に新鮮で清潔な水を提供できるうえに、水を交換する手間が省けることです。さらに、循環式タイプは、猫が好む流水を再現できるので、興味を惹きやすくなっています。
実際の商品選びのコツは、以下の点を参考にしてみてください。
- 飲みやすさ(飲み口の高さ、受け皿の形に注目)
- ろ過能力
- お手入れが簡単
- 静音性
愛猫が健やかに暮らすためには、バランスのとれた栄養と適切な水分量が欠かせません。自動給水器を含めた複数の飲水スポットを用意し、十分な水分量を摂ってもらえるようにしましょう。
3.スマートトイレ
特に、多頭飼いの方にふさわしいのは、猫用自動トイレ、いわゆる「スマートトイレ」です。最近、話題になっているので、みなさんも一度は聞いたことがあるかもしれません。
「スマートトイレ」のしくみはシンプルです。回転式タイプを例にすれば、猫が用を足して外に出ると、センサー感知でトイレ内部が自動回転し、固まったおしっこやうんちが下部のダストボックスに回収されます。
脱臭機能にも優れていて、気になりがちな匂いも軽減。また、機種によって違いはありますが、多頭識別できたり、排泄物の回数、量などをアプリ上でデータ管理できるものもあります。
猫はキレイ好きで、トイレが汚れていると、我慢し過ぎて膀胱炎になってしまうことさえあります。清潔なトイレ維持は、飼い主さんの「責務」。
とはいえ、猫砂の交換や汚れた箇所の拭き取り、トイレ自体の洗浄など、とりわけ、多頭飼いでは相当な負担になるはずです。「スマートトイレ」を使うと、トイレケアの労力をかなり減らせます。
「スマートトイレ」を選ぶ基準は、次の通りです。
- 排泄物処理の正確性
- 安全性(挟み込み転倒防止機能などを搭載)
- 脱臭機能
- お手入れがシンプル
- 静音性
まとめ
日々、進化を続ける家電ですが、ペット家電の分野でもその勢いは止まりません。今回、取り上げたのは、ペットカメラ、自動給水器、スマートトイレの3つです。いずれも、飼い主さんの心配事や悩みを解消するうえで心強い味方になってくれます。
愛猫のお世話は何かと手間がかかるものです。忙しさのせいでお世話の質が落ちるよりも、上手に家電に助けてもらって生活にゆとりをつくりたいところ。
そうすれば、結果として、愛猫に対してよりいっそうやさしくふるまえるはず。本記事を参考に、みなさんの愛猫ライフにピッタリな家電を見つけてみてください。
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