わずかに残った体力を振り絞り必死に鳴いて助けを求める子猫
コンクリート塀の上で
ニューヨークでのお話です。道路脇にあるコンクリート塀の上に弱々しく横たわる子猫がいました。
かなり衰弱している様子のこの子は、最後の力を振り絞るように鳴いて存在を知らせています。
行き交う人々が気にも留めずに通りすぎる中、心ある人たちが衰弱し切った子猫を見て動物保護施設「リトル・ワンダラー」に連絡してくれました。
そして、直ちに保護されたのです。
保護施設で
保護施設での診察の結果、この子は生後約8ヶ月の男の子で、低体温、呼吸困難、栄養失調などの数々の問題を抱えていることがわかり、直ちに治療が開始されました。
かなり衰弱していたため、命を救えないかもしれないと思われていましたが、幸運なことに数時間後には状態が良くなってきました。
子猫は「クレイトン」と名付けられました。
とてもフレンドリーなクレイトン。治療中に攻撃的になることもなく、とてもお利口さんに治療を受けていたとのことです。
大きくゴロゴロと喉を鳴らして助けてもらったことへの感謝を示してくれているようです。
一時預かり
一時預かりの里親さん宅で過ごせるまでに回復したクレイトンは、遊び好きで好奇心旺盛な、本来の子猫らしさが開花。
ついには流動食を卒業し、固形の食事をとれるようになりました!
永遠の家族と出会う
体重も増えてすっかり回復したクレイトンは里親募集に参加し、まもなく永遠の家族ができました!
ハンサム猫に成長しましたね♪
まとめ
保護当時の動画を見ると、かなり衰弱し辛くて鳴き続けていたのがわかり、なんとも労しいです。忙しい人々の中に足を止めて保護団体に連絡してくれる人たちがいて本当によかった。
これからは、家猫としてずっとハッピーで安全に暮らしていけることでしょう。
- クレイトンの保護当時から家猫になるまでの軌跡はこちら
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:BazPaws
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