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『猫』という呼び名の語源とは?よく言われる2つの説 「タマ」という名前がなぜ多いかもご紹介


「猫」という呼び名の語源

ネズミを見る猫

「猫」という呼び名の語源についてご存じでしょうか。よく寝るから「寝子」からきた、という説はとてもよく目にしますが、実際のところはどうなのでしょうか。

そこで今回は、「猫」という呼び名の語源について解説いたします。

1.最初は「ねこま」だった

平安時代の書物によると、猫は「ねこま」と表記されていたようです。この「ねこま」という呼び方にも、いくつかの説があるのだそうです。

まず猫の習性として「よく寝る」というものが挙げられますが、この『寝(ね)』に猫の見た目から『熊(くま・こま)』という文字が足されることで「ねこま」という言葉が出来たのではないかという説があるそうです。

また猫がよくネズミを狩っていたことから『鼠(ね)』に『神(こま)』という文字を足したという説や、ネズミを狩るために待つ姿から『鼠子待(ねこま)』と呼ばれ始めた、という説もあるのだそうです。

そこからいつの間にか「ま」が省略されて「ねこ」と呼ばれるようになった、という説もあるそうです。

2.鳴き声から

現代では猫の鳴き声は「ニャーニャー」と認知されていますが、江戸時代以前は現代の狂言でも知られているように「ねうねう」と発音されていたのだそうです。

そのため「ねうねう」の『ね』と『小さい者』という意味の『子』の字を足して「ねこ」と呼ばれるようになったのだという説もあるようです。

「ねこ」という呼び名だけでもこんなにたくさんの説があるのは驚きですね。ただし、どの説が正しいのかということは、今も分かっていないようです。

「タマ」という名前が多い理由

豪徳寺招き猫

猫といえば「タマ」、という名前を想像する方も多いかと思います。しかし、なぜ「猫といえばタマ」になったのでしょうか。

昔の日本ではネズミ退治のための益獣として猫を利用していたのですが、中国からペットとしての猫である『唐猫(からねこ)』が輸入されると人々はその猫を家宝のように大切に扱ったのだそうです。

そこから宝石を意味する『玉』という名前を付けたのではないか、という説もあるといいます。

また江戸時代に日本初の招き猫が創られたのですが、そのモデルとなった猫が豪徳寺というお寺で飼われていた猫の「タマ」であったことから、ポピュラーな名前として知れ渡っていったという説もあります。

こちらも色々な説がありますが、どれが本当だったとしても、猫が昔から愛されていたということが伺える話ですね。

まとめ

名札を付けた猫

『猫』という呼び名の語源だけでもたくさんの説がありますし、「タマ」という名前の由来にもたくさんの説があるようです。

とはいえ、それらは全て『昔から猫が人々に愛されてきた』という何よりの証拠なのではないでしょうか。愛されているからこそ、多くの人が興味を持ち、呼び方や名前の由来について調べられてきたのだと思います。

今も昔も人々と密接な関係を築いてきた猫。猫にはそれだけ多くの魅力や人を惹きつける何かが確実に存在するのでしょうね。


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