1.猫が気になりそうなものは置いておかない
猫の嗅覚はとても優れており、食べ物の匂いがするものをテーブルやキッチンカウンターに置いておくと、愛猫は気になってしまいます。
それだけでなく「食べ物の匂いがする=食べられる」と認識し、食べてはいけないものにまで手を出してしまう危険性もあります。
「シンクのゴミ受け」「お菓子の空き袋」「お肉やお魚の匂いがするラップ」「食品トレー」などにも注意を払い、すぐに処分するようにしましょう。
思わぬ誤食事故に発展しないためにも、食べ物の匂いがするものはできるだけテーブルやキッチンカウンターには置かず、猫の興味をそらすことが大切です。
もちろん猫の日常食(ドライフード、ウエットフード)の盗み食いにも用心し、猫が届かない高さの戸棚や密封容器に保管するなどの工夫をしましょう。
2.キッチンは侵入防止する
キッチンカウンターに関しては、こまめに整理してもあまり効果がなければ、物理的にキッチンへの侵入を防止してはいかがでしょうか?
また、シンクの侵入防止策としては、シンクのサイズにあわせた「侵入防止ボード」をDIYし、シンク全体をガードする方法があります。
材料は「プラスチック段ボール」「ワイヤーネット」「結束バンド」「テープ」の4点で、全て100円ショップで入手できます。
ワイヤーネットの上にプラスチック段ボールをあわせ、四隅に穴をあけて結束バンドで固定し、テープで補強すると完成です。
これは食べ盛りの子猫をかかえた筆者が、実際に効果を実感した対策ですので、ぜひ試してみてください。
脱走防止としても使われているペット用のフェンスを、キッチンの入り口に設置するのも効果的でしょう。
フェンスのタイプによっては、壁や床を傷つける可能性もあるため、慎重に検討してみてください。
3.霧吹きで対抗してみる
猫にストレスがかからない方法をご紹介してきましたが、それでも愛猫が懲りない場合に試してみたいのが「霧吹き」です。
猫は基本的に水が苦手なため、霧吹きを使用すると不快に感じることがあります。
「テーブルやキッチンカウンターに乗ると、イヤなことが起きる!」と学習してもらうことが大切です。
この防止策も、実際に筆者の愛猫に対して行っているのですが、霧吹きをかまえてみただけで遠ざかるようになりました。
ただし、猫には少なからずストレスがかかる可能性がありますので、無闇に霧吹きを使用するのは控えましょう。
まとめ
嗅覚に優れた猫は、匂いがするものに引き寄せられ、人間の食べ物が気になるばかりか、シンクのゴミ受けや包装袋などの食べてはいけないものにまで手を出す恐れがあります。
誤食事故防止のためにも、食べ物の匂いがするものはできるだけ置かず、猫の興味をそらしましょう。
猫の日常食の盗み食いにも用心してください。
キッチン自体を侵入防止するのも有効的で、シンク全体をガードする「侵入防止ボード」などをDIYしたり、ペット用のフェンスを入り口に設置したりする方法があります。
それでも愛猫を遠ざけられない場合は、様子をみながら「霧吹き」で対抗してみましょう。
しかし基本的に猫はしつけが難しいと言われています。
飼い主さんと愛猫の攻防戦は続くかもしれませんが、懲りずにお付き合いしてあげてください!
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