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猫が両手を広げて『バンザイ寝』をする4つの理由 無防備すぎるその姿は信頼の証?


1.安心しているから

バンザイ寝をしている猫

猫がバンザイ寝をしている一番の理由は、環境や飼い主さんに安心感を抱いているから。

本来、バンザイ寝は動物にとっての弱点である腹部を晒す上、何かハプニングが起きた際、咄嗟に逃げることができない体勢です。非常に無防備な状態となるため、野生において行うことはまずありません。

警戒心が強い猫が、室内とはいえ無防備なバンザイ寝を行うのは安全が確保されていると安心しているからです。言い換えれば、バンザイ寝しても大丈夫な飼い主さんのお家なんだと信頼しているのです。

猫の信頼を裏切らないためにも、寝ているところをジャマしたり大きな物音をたてるのは控えましょう。

2.リラックスしているから

バンザイしながら眠る白猫

安心していることに類似しますが、安全な環境であるためリラックスしていることも考えられます。先でも述べましたが、猫は警戒心が強い動物。とはいえ、常に警戒していたら猫といえど疲れてしまいます。

そのため、バンザイ寝をして警戒スイッチをオフにすることは、猫なりのリラックス方法なのかもしれません。特に日向ぼっこしながらバンザイ寝している場合は、気持ちよく休んでいるのでしょう。

バンザイ寝は見ていて可愛いので、ついつい触りたくなってしまいます。しかし、下手に近づくと猫のリラックスタイムが台無しになります。少し遠巻きから見守ってあげるだけに留めましょう。

3.甘えている

笑顔でバンザイ寝をしている子猫

子猫のときに母猫に甘えるときにバンザイのポーズをすることがあり、そのまま寝落ちしてしまってバンザイ寝になってしまうことも。

また、成猫になってもその癖が抜けずに、飼い主さんに甘えた後にそのままバンザイ寝してしまうこともあるようです。

とはいえ、いきなり猫に触るとやはりビックリしてしまうかもしれません。暫くして目を覚ましたら、ゆっくり手を近づけて様子を伺ってみたり、おもちゃを目の前に差し出してみて猫の反応を伺ってみましょう。

4.少し暑いのかも

バンザイしながらあくびしている猫

バンザイ寝をする理由には、猫が暑いと感じている可能性もあります。熱がこもらないよう、両手をあげて腹部を晒すことで体温を放出しているのです。実際、猫のバンザイ寝は冬よりも暖かい季節に多く見られるとされています。

暑い日に猫がバンザイ寝をしていたら、室温が高くなっていないか確認してあげましょう。熱中症や脱水が起きていないかをチェックすることも大事。違和感があれば、動物病院に相談してみましょう。

まとめ

バンザイして眠っている茶猫

猫のバンザイ寝は、とても可愛いので触ってしまう方も多いはずです。しかし、バンザイ寝中の猫たちはリラックスタイム中。いたずらに触ると、大事な休憩時間を妨害してしまうことになりかねません。

特に腹部を触られることがイヤな子も多いため、お腹に触るのはNG。猫のバンザイ寝は触らず見守ってあげるのがベストです。今回の記事を参考に、猫のバンザイ寝を愛でてあげてみてください。


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