猫にまつわる英語表現
インターネットを介して海外の人と交流しやすくなった現代、猫にまつわる英語表現を知っていれば、世界中の猫好きさんとの交流の際に役立つ場面が多いはず♪
そこで今回は、猫の仕草や行動、鳴き方など、知っておきたい猫にまつわる英語表現を紹介いたします。「招き猫」や「香箱座り」、あなたは英語で表現することができますか?
1.モフモフ:fluffy
猫特有のふわふわ感を「モフモフ」という言葉で表現しますよね。これを英語にすると「fluffy」になります。
X(旧Twitter)やInstagramでモフモフの可愛い子を発見した際は、「How fluffy(モフモフだね)」とコメントしてみてください。
ちなみにfluffyは、ふかふかのお布団やふわふわのパンケーキなどに対しても使われます。
2.ふみふみ:biscuit making
見ているだけで癒される猫のふみふみ。英語では「biscuit making」という表現を使います。これは、ビスケット作りに欠かせない生地をこねる動作に似ているから。
そういえば、日本でもふみふみする猫を「パン職人」や「うどん職人」などと言いますよね。
どうやら、ふみふみから連想するワードは世界共通で「美味しそうなものを作る」に行き着くようです。
3.香箱座り:catloaf
冒頭にも登場した香箱座り。英語では「catloaf」と言います。
日本人は香箱座りのシルエットを香木や薫香料を保存する「香箱」に見立てたのに対して、英語圏の人々は「四角い1斤のパン」にたとえました。
どちらも「確かに!」と納得できる表現ですよね。表現方法の違いから、それぞれの文化の魅力を楽しむのも良いかもしれません。
ちなみにスコ座りは「Buddha (sitting) pose」と言います。これはスコ座りのポージングが、仏陀が座っているように見えることに由来しているそうです。
4.ゴロゴロと喉を鳴らす:purr
猫独自の音声である「ゴロゴロ」。あの喉を鳴らす仕草は、英語で「purr(パー)」と言います。
満足気に喉を鳴らす猫に対しては「contented(満足した)」という言葉をたして、「My cat gave a contented purr.」という表現を使います。
気持ち良さそうに、そして豪快に音を立てる猫を想像しながら覚えるとインプットされそうですね。
5.招き猫:beckoning cat
最後に、招き猫に関する表現です。「lucky cat」だと思った方も多いのではないでしょうか?
もちろんlucky cat(幸せの猫)も間違いではありません。ただどちらかというと「beckoning cat(手招きをする猫)」という表現のほうが、より招き猫らしさを強調してくれます。
ちなみに招き猫は、東京都の豪徳寺というお寺が発祥の地といわれています(諸説あり)。つまり日本由来の縁起物というわけです。そのため、「maneki-neko」とそのまま表現されることも多いのだそう。日本の文化がそのままの言葉として伝わるのは嬉しいものですね。
まとめ
今回は、猫にまつわる英語表現を5つ紹介いたしました。既にご存じの在英語表現はいくつあったでしょうか。
初耳のものばかりという方もガッカリしないでくださいね。いつでも学びは好奇心から広がるものです。
猫好きが高じて英語に触れるというのも、新しい世界が広がって楽しいかもしれません。
猫に関するフレーズはまだまだあるので、これを機に興味を持った方は「猫にまつわる英語」などと検索してみてください!
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