1.失敗したところ
猫が飼い主さんに見つめられたくないと感じるタイミングとしてまず挙げられるのが、失敗したところではないでしょうか。
高いところへのジャンプを失敗したり、狙っていた獲物を取り逃がしたり、寝転んでいたらずり落ちてしまったりなど、猫は日常生活の中でたくさんの失敗をします。失敗したときはグルーミングや爪とぎで気を紛らわせようとしますが、そんな猫の様子は見ていて微笑ましいです。
しかし、猫自身の気持ちとしては、あまりジロジロ見ないでほしいと思っているかもしれません。人間も失敗を笑われると、あまりいい気分ではないですよね。もしかすると猫も同じようなことを感じているかもしれないので、面白いからといってジィーと見るのは避けましょう。
2.ごはんタイム
猫が一生懸命、ご飯をモグモグ食べている様子はとても愛らしいもの。いつまでも見ていられる、という方も多いはずです。
しかし、猫のごはんタイムも、あまりジロジロ見るべきではありません。
食事中は、警戒心が強い猫にも隙ができやすい瞬間です。相手が飼い主さんといえども、食事中の様子を見つめられ続けるのは落ち着かないでしょう。視線が気になっていては、せっかくの美味しいご飯も台無しです。
猫のごはんタイムをジャマしないためにも、食事中はあまり見ないであげましょう。
3.トイレの様子
猫がトイレに入って排泄している様子も、あまり見ないであげた方が無難です。
排泄も動物にとって無防備になりやすい瞬間です。そのため、猫は排泄後すぐにその場を離れるトイレハイなどの行動をとり、本能的に自分の身を守ろうとします。
当然、それだけ注意を払っているトイレでの排泄を見つめてしまうと、猫も落ち着かず排泄を我慢してしまう心配があります。
猫が落ち着いて用を足せるよう、トイレに入っているときはあまり目を向けない配慮を心掛けましょう。
猫が「見られたくない」ことをうっかり目撃してしまったら
もしも、上記で紹介したような瞬間をうっかり目撃してしまい、猫と目が合ってしまったとしても、そっと目をそらせばOKです。
その後も猫に対してあまり意識を向けなければ、猫も気にすることはないでしょう。
前述の通り、猫が失敗した瞬間や食事中、トイレ中はあまりジロジロ見るべきではありません。
とはいえ、そこまで過剰に気を配るほどでもないため、あくまでも配慮として心掛ければ問題ありません。
まとめ
猫はとても繊細な動物。そのため、大好きな飼い主さんといえども「見られたくない」と思う瞬間はあります。
可愛いからといってあまり眺めすぎていると、猫がストレスを感じてしまいかねません。
可愛い猫のことをいつまでも見ていたいと思うのは飼い主として当然の感情ですが、猫に対する配慮も欠かせないため、今回紹介したタイミングだけは目をそらしてあげましょう。
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