1.テレビの前に座る
飼い主さんがテレビを見ていると、猫がテレビの前に立ちはだかってしまうことがあります。構ってほしい、ごはんが欲しいなどのお願いを伝えるために、飼い主さんに注目してもらえるテレビの前に居座ってしまうのです。
我が家の猫もテレビの前に立って大きな声で鳴いてアピールすることがあります。「テレビが見えないからどいて」と声はかけますが、可愛くて叱ることはできません。
飼い主さんへの愛情表現をするためにテレビの前にあらわれる猫もいます。猫が飼い主さんの目を見てゆっくり目を細めたら、それは「大好きだよ」のサインなのです。飼い主さんも同じように目を細めて猫の愛に応えてあげましょう。
テレビの前に立てば飼い主さんに見てもらえると考えたのかと思うと、愛猫がとても可愛く思えますよね。
2.大運動会
すごいスピードで家の中を走り回ったり、キャットタワーに駆け登ったり、何かスイッチが入ったように猫がドタバタすることは猫好きさんの中で「運動会」と呼ばれています。
これは、昼間に使わなかったエネルギーを発散させていたり、トイレ前後のテンションが高くなることがきっかけで始まったりします。多頭飼育では激しい追いかけっこになり、寝ている飼い主さんの上を何匹もの猫が走ることも。
また、夜中や早朝に行われることが多いため、騒々しくて困っている飼い主さんもいると思います。
しかし、一生懸命に走る様子やキャットタワーに登り下りしている姿、猫同士で追いかけっこをしているのを見ると、猫がいきいきして楽しそうですよね。
実際、「運動会やめてー!」という気持ちにはなりますが、走る可愛い猫を見ながら落ち着くのをまったり「楽しそうだな」と猫が走る音だけ聞いて寝たふりをしたりする飼い主さんもいるのではないでしょうか。
我が家の猫たちも早朝に運動会をすることがあり、顔の上を走られたりぶつかられた過去があるため、頭から布団をかぶって防御しています。しかし、猫が年を重ねると運動会をすることも少なくなり、少しさみしい気持ちもあります。
3.飼い主さんのコップの水を飲む
飼い主さんがコップに水を入れて置いておくと、猫が飲んでしまうことがあります。コップに顔を突っ込んで飲む猫や、前足に水をつけてなめて飲む猫など水の飲み方はさまざまです。
コップから水を飲む姿は可愛いですし、猫が水を飲むことは健康のためにとても大事なことなので、止められないですよね。
ただし、猫とコップを共有するのは健康面で問題が起きる可能性があるのでやめましょう。
4.毛づくろいをしてくれる
猫は特別な絆があると感じている人の手や顔をなめて、毛づくろいをすることがあります。
特別に思ってくれているのはうれしいことですが、猫の毛づくろいは実は痛いのです。猫の舌には小さな突起がたくさんありザラザラしています。ザラザラした舌で長時間なめられると皮膚が赤くなってしまうこともあるのです。
猫に「ありがとう」と言いながらお礼にたくさんなでたり、おもちゃで気を引いたりして毛づくろいをやめてもらいましょう。
まとめ
猫の行動で飼い主さんが困ってしまうことがありますが、そのときの猫の可愛い姿やその行動をする理由を知っていると、猫を怒れない場合があります。
他にはどのような行動があるのか、愛猫を観察してみてはいかがでしょうか。
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