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「猫用ブラシ」の種類と用途を解説!選び方のポイントや使用する際の注意点など


猫用ブラシの種類と用途

猫と3種のブラシ

猫用ブラシは、用途や特徴の異なる6つの種類に分けられます。

  • ラバーブラシ
  • ピンブラシ
  • スリッカーブラシ
  • コームブラシ
  • アンダーコート用ブラシ
  • 獣毛ブラシ

抜け毛やフケ、軽い汚れ取りなどのお手入れがしやすいのが「ラバーブラシ」です。皮膚の代謝を上げるなどマッサージの効果も期待できます。手袋タイプだと撫でる感覚で使えてブラッシング嫌いの猫にもおすすめです。

もつれ毛や毛玉をほぐすのには「ピンブラシ」「スリッカーブラシ」「コームブラシ」を使うとスムーズです。ある程度強度のあるブラシが多く、絡まった毛をしっかり梳かせます。

アンダーコートを持つ猫種用で、換毛期に使うと便利なのが「アンダーコート用ブラシ」です。飼い主を悩ませるふわふわとした抜け毛がごっそりと取れます。

抜け毛取りだけでなく最後の仕上げにも使えるのは「獣毛ブラシ」です。程よい油分で被毛にツヤを与えられます。

選び方のポイント

スリッカーブラシと抜け毛

猫用ブラシを選ぶ時は、目的や用途・猫の毛や好み・飼い主が使いやすいかといったポイントを押さえて検討しましょう。

用途によってブラシの形状や特徴が違うので、ブラッシングをする理由が抜け毛を取りたいからなのか、見た目を整えたいからなのかによって選び分けると適切にお手入れできます。

また、猫に合っていないブラシを無理に使ってしまうと、猫のストレスや怪我につながる可能性もあるので、毛量や毛質・好み・ブラッシングに慣れているかどうかを考慮することも非常に重要です。

ブラッシングは猫種によっては毎日行うお手入れなので、飼い主の手に馴染むブラシや使い勝手が良いブラシを選ぶと楽になるでしょう。

短毛種に適したブラシの種類

手袋ブラシで撫でられる短毛猫

短毛種は、長毛の猫と比べると毛のもつれや毛玉が少ないので、抜け毛取りやツヤ出しといった用途の毛並みを整えるようなブラシをメインで選ぶと良いでしょう。

  • ピンブラシ(もつれ取り)
  • ラバーブラシ(抜け毛取り血行促進)
  • 獣毛ブラシ(ツヤ出し毛並みを整える)
  • コームブラシ(もつれ取り毛並みを整える)

これらに加えて、換毛期など抜け毛の量が気になる時にはアンダーコートブラシを使う場合もあります。

コームブラシに関しては目が非常に細かいノミ取り用のものも販売されているので、状況に応じて活用してみてください。

長毛種に適したブラシの種類

ブラッシングされる長毛猫

長毛種は、毛が抜けたあとも自然に下に落ちず表面の被毛の内側に溜まってしまう等の原因から毛玉ができやすいです。

短毛種と比べると頑固な毛のもつれになる場合が多いので、しっかりと毛玉をほぐせるブラシがあるとお手入れしやすくなります。

  • ピンブラシ(もつれ取り)
  • スリッカーブラシ(毛玉ほぐし抜け毛取り)
  • ラバーブラシ(抜け毛取り血行促進)
  • アンダーコート用ブラシ(抜け毛取り)
  • 獣毛ブラシ(ツヤ出し毛並みを整える)

長毛・短毛問わずに使えるブラシや、同じ種類でも長毛・短毛それぞれの専用に分けて販売されているものもあります。

猫用ブラシを使うときの注意点

ブラシを嫌がる猫

猫用ブラシを使う時には優しくブラッシングをしましょう。

スリッカーブラシなどの先が鋭いブラシで強くとかしてしまうと皮膚を傷めてしまいますし、柔らかいラバーブラシだとしても強く擦ると摩擦が起こって痛いので、力を入れすぎない方が喜ばれやすいです。

そして、長時間のブラッシングはストレスの原因になるだけでなく、必要な毛まで取ってしまう可能性もありますので、ブラシを当てる時間は長くても5分程度に留めてください。

猫の様子を観察しながらブラシを優しく当ててとかしていきましょう。嫌がるようならすぐに中断してあげてください。

まとめ

猫と大量の抜け毛

猫用ブラシの種類には大きく6つあり、それぞれの用途によって形状が異なります。

  • ラバーブラシ(抜け毛取り血行促進)
  • ピンブラシ(もつれ取り)
  • スリッカーブラシ(毛玉ほぐし抜け毛取り)
  • アンダーコート用ブラシ(抜け毛取り)
  • 獣毛ブラシ(ツヤ出し毛並みを整える)
  • コームブラシ(もつれ取り毛並みを整える)

猫用ブラシを選ぶ時には、目的や用途、猫の毛量・毛質、好み、飼い主目線での使い勝手の良さを考慮すると選びやすくなるでしょう。

ブラシを使う際は優しいタッチで、できるだけ短時間に留めることで猫のストレスや怪我を防げます。

適切なブラシを正しく使って、愛猫に心地よいブラッシングタイムを過ごしてもらいましょう。


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