猫が好きだと、猫雑貨を集めてしまいませんか?
私もですが、私の周りの猫好きも、ちょっとでも『可愛い』と思った猫モチーフの雑貨はすぐに買ってしまうといいます。
我が家も先日、『お顔が可愛かったから』という理由と『宝くじを当てたい』というよこしまな理由から、新たに招き猫をお迎えしました。
猫壱ブログの読者さんや猫好きさんの中にも、お守りや開運を願って『招き猫』を持っている方は少なくないかもしれませんね。
宝くじが当たりますように……なんて気持ちも持ちながら購入した招き猫ですが、主人に『この招き猫は金運を招く猫じゃないよ』と言われてしまいました。
実は招き猫には上げた手の向きや色によって招き猫が『招くもの』が違うのだそう。
いったい招き猫は色ごとにどんな意味を持っているのでしょうか?
今回は『猫』とも縁の深い縁起物、招き猫についてご紹介します!
◆招き猫の手
あなたの持っている招き猫、あげている手はどちらの手ですか?
招き猫のあげている手の左右によって、招き猫が招くものが違うと言われています。また、招き猫の手のあげる左右によって性別もあるのだそう。
早速招き猫の『手』に焦点をあて、招き猫の手ごとに隠された意味を見ていきましょう♪
◇右手
右手を上げた招き猫は『オス猫』なのだそう。
主に『お金』や『幸運』を招くと言われています。
金運をアップさせたいのであれば、右手を上げた招き猫でなければ意味がありません。
金運アップだけでなく、普通に開運や招福の意味合いを持つのは右手を上げた招き猫なので、一般的な家庭に招き猫を置く場合には『右手を上げた招き猫』をおいた方がいいようです。
◇左手
左手をあげている招き猫は『メス猫』です。
左手をあげている招き猫は『人』や『縁』を呼ぶと言われています。
人を招く意味があるので、商売繁盛の願いを込めて、店舗や会社などに左手をあげている招き猫が飾られていることが多いようです。
◇両手
あまり見かけることはありませんが、招き猫には両手をあげている招き猫もいるのだそう。
結構色々な招き猫を見ましたが、両手をあげている招き猫が売られているのは見たことがありません。
両手をあげている、ということは右手で招く『金運』『幸運』・左手で招く『人』『縁』も招く、最強の招き猫のように感じます。
実際に『全部を招く』という意味合いを込めて、招き猫は両手をあげているようです。
しかし、日本には『お手上げ』という言葉があるように、両手をあげていること=いい意味とはなりにくいもの。
両手をあげている招き猫は『お手上げ』というイメージからあまり縁起のいい招き猫ではないとされています。
◇手の高さ
招き猫、と言えば顔の横辺りで手を招いているイメージが強くあります。
実はなかにはすごい手を高く伸ばして手を招いている招き猫もいるのだそう。
基本的に招き猫の手の高さは高ければ高いほど、遠くから福を招いてくれるとされています。
たくさん福を招きたいのであれば、猫の手は高く伸びているものを、周りの小さな福を集めたいのであれば、手は低めのものを選ぶと良さそうです。
◆色
招き猫といえば、白か三毛猫が多いですが、実は招き猫は結構カラフル。
色々な色の招き猫がいて、色で役割が変わると言われています。
◇白
福を招くと言われています。
赤色の首輪をしている白色の招き猫が多く、全体的に『めでたい』イメージをもつ招き猫です。
◇赤
赤の招き猫は病気を払うと言われています。
赤は元気や活力がでる色でもあるので、元気一杯に生活したい人にはオススメです。
◇金
金の招き猫は、『金』のイメージ通り金運を招く招き猫です。
金色と同じように気色の招き猫も金運を招くと言われています。
◇黒
黒の招き猫は厄除けをしてくれると言われています。
西洋のイメージが先行して『黒猫は不吉』と思う人もいるかもしれませんが、黒猫は日本では元々『縁起物』の猫です。
黒の招き猫は厄除けだけでなく、福を招く効果もあるとされています。
いかがでしたか?
招き猫には手の位置や向き、色で意味が全く変わるようです。
宝くじを……と思うのであれば金色で左手招き猫を置くといいのかもしれませんね。
ちなみに、招き猫を家庭に置く場合は人の目線よりも高い位置に飾るようにしましょう。
誇りを被ったり、汚れてしまうと福を招いてくれなくなります。
猫を可愛がるように、招き猫も可愛がり、こまめに掃除をしてあげましょう!