猫にとっての幸せってなんだと思いますか?
ごはんをお腹いっぱい食べれることでしょうか?それともたくさん遊んでもらうことでしょうか?
人間のようにお金があれば、家族がいれば、趣味が充実していれば、恋人がいれば、猫が幸せというわけではないでしょう。
人間の考える幸せとは違うことが猫にとっての『幸せ』に繋がっているはず。
では猫にとっての『幸せ』はなんでしょうか?
たくさんの猫を見て、思った『猫にとっての幸せ』をご紹介します。
貴方も記事を読みながら一緒に『猫にとっての幸せ』とはなにか、考えてみてくださいね。
◆家の中で暮らしていること
外で自由に暮らさせてあげれなくて猫に申し訳ない気持ちを持っている飼い主さんもいるかもしれません。
もちろん、猫にもよるのでしょうが猫は家の外で『自由』に暮らすよりも『家の中』で自由に暮らしている方が幸せだと言います。
お外で暮らす猫は常に危険と隣り合わせ。ずっと緊張していて、ずっとストレスを感じています。
しかし家の中たけで生活している猫は基本的には危険なめに合うことはありません。
家の中で暮らす猫は人間に怖い思いをさせられることもなければ、雨に濡れることもないでしょう。
外で暮らす猫たちには仕切りはなく一見自由に見えるかもしれませんが、家で暮らす猫たちよりも制限もストレスも多いのです。
愛してくれる飼い主さんがいて、猫が不自由なく過ごすことができる、それこそ猫にとっての幸せでもあるのではないでしょうか。
◆ごはんが食べれる
人間もそうですが、お腹いっぱいごはんを食べられるということは生きていく上でとても大切なこと。
食事は絶対になくてはならないことです。
猫も幸せに生活するには『満足する量のごはん』は必要不可欠。
ごはんへの興味の有無もあるかもしれませをが、美味しいごはんや大好きなおやつをもらえれば幸せ!という猫は少なくないように思います。
生きていく上で絶対に必要な『ごはん』が満足に食べられることは、猫にとって幸せの第一歩であるかもしれません。
◆飼い主さんからの愛情
餌があって、安心するおうちがあるだけで猫は幸せなのでしょうか?
私は猫を幸せにするためには絶対に『飼い主さんからの愛情』という土台が必要だと思います。
それも偏執的ではない愛情が猫には必要なのではないかと感じています。
飼い主さんが猫に向ける『無償の愛情』は猫の幸せに繋がるものになるでしょう。
しかし、猫が欲しがるから猫に人間のものをあげたり猫のために全身全霊を猫に捧げ人間が苦しくなってしまったり…。
猫に尽くしすぎてしまうのは、『無償の愛情』ではありません。
尽くしすぎる愛情は時に猫を不幸や不健康にすることもあり、猫のためにも人間のためにもならないように思います。
猫を甘やかすだけでなく、しかることもできる愛情。
猫の言うことをただ何でも聞くだけでなく、突っぱねることもできる愛情。
猫の主張だけに合わせるわけでなく、猫にとってよくないこと、共生するためには難しい欲求は飲まないことも猫にたいする愛情であり、ひいては猫の幸せに繋がるのではないでしょうか。
遊びたがっているときにたくさん遊んであげる、スキンシップがとりたそうなときにたくさん触ってあげる、などの愛情は必要です。
猫にとって重くなりすぎない愛情を少し考えてみませんか?
猫にとっての幸せ
猫にとっての幸せとはなんだろう…と考えた時に浮かんだことをまとめてみましたがいかがでしたか?
当然のことだと思ったかたも、違うと感じたかたもいると思います。
私たちよりも確実に先に死んでしまう猫。
私たちは大好きな猫に何をしてあげられるでしょうか。
猫を幸せにできるでしょうか?
私たちは猫ではないので、猫の本当の気持ちはわかりません。
けれど日々考えてあげることが猫の幸せに繋がると思っています。
猫にとっての幸せはいったいなんでしょうか。
一度深く、考えてみてはいかがでしょうか。