猫は気ままにのんびり過ごしてる生き物♪に見えますが、意外と繊細。
ちょっとしたことでストレスを溜め込み、トラブルや体調不良を引き起こすこともあります。
ストレスの原因がわかり、ストレスの原因を取り除いてあげられればいいですが、一時的な工事の音や家族が増えたストレスなどは取り除くこともできません。
ではどうしても取り除けないことが原因で猫がストレスを感じて『助けてー』というサインを送ってきていたとき、猫に何をしてあげればよいのでしょうか。
猫の教えてくれる『ストレスサイン』と共に、猫のストレスを解消してあげる方法をご紹介します。
◆猫のストレスサイン
□禿げる
実は我が家の猫も子供が生まれた時に禿げました。
人間もストレスを感じると毛が抜けて禿げることがありますが、猫も10円ハゲのように禿げることがあるんです。
ストレスを感じたことで猫が同じ場所ばかりをグルーミングすることが原因だと言われています。
猫のグルーミングは心を落ち着かせる効果があります。
猫自身がストレスを感じグルーミングをしはじめるもストレスが強く、いくらグルーミングをしても心が落ち着かないためグルーミングし続け結果はげてしまうようです。
グルーミングだけでなく、血が出るほど自分の子とを噛んでしまう猫もいるので、猫がずっと同じ場所ばかりをグルーミングしていると感じたら注意してあげましょう。
□食欲低下
人間も落ち込んでいるときは食欲が落ちるもの。
猫も同じくストレスがたまってくると食欲が落ちることがあります。
大好きなカリカリを残したり、おやつを食べなかったら、ストレスが溜まっているサインかもしれません。
ただ猫の食欲不振は病気が原因でも起こることがあります。
猫の餌の量が減っている、食べてくれないと感じたらまずは病院に行き、健康状態をチェックしてもらうようにしましょう。
□下痢や便秘などトイレトラブル
実はストレスで起こるトイレトラブルも多いのだそう。
下痢や便秘など猫のお腹にダメージがいくものから、粗相してしまうなど間接的なものまで、ストレスがトイレのトラブルとして現れることは珍しくありません。
人間もストレスでお腹がいたくなることがあるので、猫も似たようなものなのかもしれませんね。
また猫の水を飲む量は変わらないのに頻尿になることもあるようです。
ただトイレトラブルも病院の可能性を否定できません。
猫が下痢や便秘、頻尿などをしている場合は『ストレスかな?』と放置せずに病院で見てもらいましょう。
◆猫のストレス解消法
□構ってあげる
我が家の猫は赤ちゃんが生まれてハゲたのですが、どうやら私と主人、そして猫の3にんの時間を持ち、『自分だけが甘やかされる』ということがなくなったことがストレスとなりハゲてしまったようでした。
私たちが膝にのせたり、撫でたりスキンシップを多めにとることで我が家の猫は毛は元通りに戻り、子供ともいい関係を築くことができました。
猫の性格にもよるのでしょうが、飼い主さんが甘やかしたり、遊んであげたり、と猫を構ってあげることで我が家の猫のようにストレス発散できる猫もいるようです。
甘えたや寂しがりやの猫は特にかもしれませんが、1日5分でも猫をしっかり構ってあげる時間をつくってあげるだけで猫が感じるストレスはかなり減ります。
スキンシップでも、遊びでもいいのでなるべくコンスタンツに猫を構ってあげる時間をもうけましょう♪
□猫の好む場所を作る
人間も『心落ち着く場所』にいるとストレス発散になりますよね。
猫だって心地いい場所があるとそれだけで、とってもストレス発散になります。
猫の好むような『隠れることのできる静かな場所』や『辺りを見回すことのできる高い場所』があるといざというときの逃げ場所がある安心感から、猫の心は落ち着きますよ♪
□爪とぎを増やす
猫は爪をとぐもの!
嬉しいときも悲しいときも、イライラしたときも興奮したときも、猫は感情が動くときに一心不乱に爪をとぎます。
ストレスがたまっているときも、当然爪をとぎストレスを解消する猫が多いようです。
見ていても思いますが、猫の爪とぎは本当にストレス発散にぴったりだと感じます。
バリバリと音をたてながら猫が爪をとぐ姿はまるで一心不乱に体を動かしてストレスを発散する人間にも見えます。
猫にとって爪とぎはまさにストレス発散のマストアイテムとも言えるでしょう。
爪とぎが1つだけ、一種類のみ、ではなくいくつか違う爪とぎがあればそれだけで気持ちも変わり、ストレス解消にもなります。
縦型やベッドタイプ、丸型など色々な爪とぎを用意してあげるといいかもしれませんね。
猫のストレスサインは人間とちょっと似ているようです。
ストレスを感じているかな?と思ったら病院に行ってみてから色々と試してみてください。
より猫との絆も深まるかもしれませんよ♪