愛猫の爪とぎで、賃貸の部屋の壁や愛用のソファーがボロボロ……。
「でも、大事なニャンコのためだから、仕方ないよね。」もしかして、そう諦めていませんか?ある猫雑誌のアンケートによると、「愛猫の爪とぎ」で悩んでいる飼い主さんは85%もいるとか。
「ボーナスで買ったばかりの高級ブランドのバッグに爪とぎをされてがっくり(泣)」
「レースのカーテンをロッククライミングのように登るのでカーテンがズタズタになってしまいました。。。」
という意見もアリ。柱や壁以外の場所でも爪を研いでしまう猫ちゃんは多いようですね。爪とぎをされないおうちでは、どんな工夫をしているのでしょうか?
■爪とぎをやめさせるのではなく、研いで良い場所を作る
馬の耳に念仏、と言いますが、猫もそう。猫に爪とぎをやめさせようとしても無理。聞く耳は持ってくれません。
そもそも、猫は爪を研ぐ動物なのです。もしも猫が全く爪とぎをしてはいけない環境で暮らすことになったら、かなりストレスを感じてしまうはず。
とはいえ、猫の好き勝手にするわけにはいけません。対策はあります。猫に爪とぎをやめさせることはできなくても、「別の場所で爪とぎをさせる」ことは可能です。そのために大切なのは、「猫に思う存分爪を研いでも良い場所」を用意することです。
■猫壱の爪とぎはバリエーション豊富です(=^ェ^=)
猫を愛するメーカー、猫壱。もちろん爪とぎにも猫愛が込められています。
猫壱の爪とぎは、猫のカラダにピタリとフィットし、猫が入りたくなるすり鉢構造の爪とぎベッド、その名も「バリバリボウル」と、ずっと乗っていたくなる、ダンボールに付けられたなんともいえないなだらかなカーブが人気の「バリバリベッド」、そして体を伸ばし立った姿勢で爪とぎができる「バリバリツリー」の3種類をご用意。
猫の好みに合わせてセレクト可能。もちろん、この3種類を部屋のあちらこちらに置いておけば、他の場所で爪とぎをしなくなる可能性はかなり高いはずです。
ちなみのこの爪とぎのうち、「バリバリボウル」と「バリバリツリー」はつぶれた箇所を入れ替えられる、交換用の爪とぎも販売しています。ボロボロになったら差し替えることができて経済的ですよね。また紙ごみなので処分が簡単です。
■プチプラグッズでOK!猫の爪とぎのナイスなアイディアを紹介
猫の中には段ボール素材の爪とぎを好まない猫もいます。そんな飼い主さんがやっている対策がコチラ。
「すだれ」と「芝マット」を使った爪とぎ方法。
「我が家の猫達は、壁の突き出した部分や窓の下が大好きな爪とぎポイント。そのため、その場所に市販の爪とぎ防止シートを貼り、その上からJ字フックで100円ショップで購入した「すだれ」をかけます。
猫達は喜んですだれをバリバリ。買い換えても100円なので、猫達に思う存分爪とぎをさせています。」
「うちの猫は壁の決まった場所で爪を研ぐ癖があるため、そこはクロスが剥がれて板が見えるほどボロボロになっています。
そこで100円ショップで売っていた「芝マット」を利用。適当な長さにカットして、壁にピンでとめてみました。
するとこの芝マットの感触が気に入ったのか、それ以来壁をバリバリしなくなりました。」
■最後に
まさかのプチプライスグッズが猫の爪とぎに大活躍するようですね。お値段もお手頃ですから、壁に爪とぎをしてしまう猫ちゃんにはぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。
試しに、我が家の愛猫カイトに
・すだれ
・芝マット
・バリバリボウル
・バリバリベット
・バリバリツリー
を全て試してみました。結果は、バリバリベッドの圧勝!カイトは体を低くして地面をバリバリするのが好きなようです。すだれと芝ベッドとバリバリツリーは、体を伸ばして爪とぎしたい猫向きですから、カイトには向かなかったようですね。
猫によって、本当に爪とぎは好みが分かれます。わたしは「壁派」と「畳派」で分類していますが、縄張り意識の強い、やんちゃな猫はワイルドにバリバリと研げる「壁派」が多い気がします。(個人的な意見です。)
昔地域猫として家の近所を君臨していたブーちゃんという猫は、ご飯が食べたい時はうちの網戸をバリバリと引っ掻いて催促に来ました。気まぐれに家の中に入り込んだときも、階段脇の壁をバリバリと豪快に研いでいて、当時子猫だったカイトは憧れの目線を送ってい他のを思い出します。
あなたの愛猫は、どんな爪とぎが好みでしょうか。色々試してみてくださいね。