先日路上で死にかけた猫と出会ってしまった私。病院に連れて行ったところ、「耳がちぎれて梅干し大の腫瘍が3個」「目が見えない」「猫エイズ陽性」ということが判明しました。。。
ボロボロの見た目は長い間野良猫ライフを送ったことがわかりますが、唯一良かったのは人馴れしていたこと。
おそらく病気が判明してから捨てられた飼い猫かも?それにしてもひどい状況です。コレほどひどい状態の猫は今まで暮らしたことがありません。
しかし私の人生、運命の相手はいつも四つ足の動物。今回の相手はややヘビーですが、何とかするしかありません。
そうです。猫との出会いはおそらく運命。それはきっとみなさんも同じではありませんか?
今回は、この猫を病院に連れて行ったとき、待合室にいた飼い主さんたちから聞いた、こんな偶然があるの?運命としか思えない愛猫との出会いのエピソードをご紹介します。
■閉めきった部屋なのに猫がいた!
一人暮らし歴30年だというTさんから聞いたエピソードです。
今から15年ほど前のある日、Tさんが仕事から帰って家のリビングの扉を開けると、ソファーの上に小さな白猫が丸くなって寝ていたそうです。
ドアも窓もちゃんと閉めて行ったのに、一体どこから?Tさんはびっくり。しかし昔飼っていた猫も白猫で、Tさんはとても可愛がっていたそうです。
コレは神様からのプレゼントに違いない!Tさんはそう思ってその白猫と暮らすことにしたそうです。名前はチャペル。
後で気がつきましたが、お風呂場の窓を開けていたので、そこから入ったことが分かったとか。でも猫が知らないの家に上がり込むなんてあまり聞いたことがありません。
きっとTさんは猫好きのオーラが出ているのかも知れませんね。
■勘違いで連れてこられた猫
グレーの毛並みの猫を飼っているKさん。ベランダに出しているので、近所の人はKさんが猫を飼っていることを知っていました。
ある日ピンポーンと玄関のチャイムが鳴り、ドアを開けたところ、ダンボールを抱えた近所の人が立っていたとか。
「オタクの猫が外に出てたから捕まえてきたわよ!」
えぇ!いや、ウチの子は今ベランダでちょうどウンチをしていますが。近所の人が持っているダンボールを覗くと、確かにグレーの猫がうずくまっています。
全身グレーで尻尾が長い、まるで愛猫に瓜二つ。こんな偶然はありません。まさに運命かも?Kさんは保健所に連絡して探している飼い主さんがいないのを確認した後、この猫を飼うことにしたそうです。
■友人に紹介されたのは誕生日が同じ猫。
猫が好きだけど、飼うのはちょっと……。と思っている人は結構いるのかも?しかしこういう人は「きっかけ」を待つだけ。猫を飼う運命にあるかも知れません。
Uさんは知人から「猫を飼わない?」と話を持ちかけられ、詳しく話を聞いたところ、その猫の誕生日と自分の誕生日が同じ日だということがわかりました。
「コレはきっと神様からのプレゼントだ!」とUさんはすぐにこの猫を飼うことにしたそうです。
友人の家に猫を引き取りに行くと、すでに成長した成猫が。あら、写真で見るよりずっと大きいいのね。と思いましたが、すでにもらって帰ることに決めていたため、その猫を連れて帰ったそうです。
不思議ですが、その猫は、最初にあった瞬間からUさんが持ってきたキャリーにすっと入り、Uさんの指をペロペロと舐めたそうです。
■最後に
こんな偶然があるとは思えない、と思いつつ実際に起こる猫との不思議な出会い。やはりコレは運命としか言いようがありませんよね。
私が聞いた運命としか言いようがない出会いエピソードはほかにもあります。「最初は飼えないからと思って拾わなかった捨て猫を、娘がたまたま見つけて保護してきた。」とか、「なぜか愛猫が亡くなるたびにすぐに猫が迷い込んでくる」と行ったエピソードも伺いました。
やはり猫はあなたをロックオンして近づいてくるのかも?しかしどうして今回私はこんな重度の病気を抱えた猫と出会ってしまったのでしょうか。
もしかして神様から、私はどうせ暇だろう、と思われているのかも。いやいや、犬が2匹に猫嫌いの愛猫が1匹もいるのに、どうしてかしら?
やっぱりコレは運命としか言いようがありませんよね。。。