そろそろ暑くなる季節。愛猫の健康のために、なるべく水をたっぷり飲んで欲しい。それは全ての飼い主さんの願いですよね。
しかし猫は本当に水を飲みたがらない動物。飲んだとしても、「花瓶の水しか飲まない」「お風呂の残り湯を好んで飲む」「蛇口から流れる水しか飲んでくれない」など、愛猫の水の飲み方にも悩んでしまうことはありませんか?
その飲み方、本当に大丈夫なの?今回は猫に必要な水の量や種類、鮮度など、猫に飲み水を適切に与えるための「基礎知識」を押さえておきましょう。
■どんな水を与えたらいいの?
猫に普段与える水は、水道水で問題はありません。さらに浄水器に通した水なら、塩素やカルキ臭が抑えられるために好んで飲む猫もいるようです。軟水、アルカリイオン水、水素水なども与えても大丈夫だと言われています。
しかし人の健康に良い水が、全て猫にも良いわけではありません。硬水のミネラルウォーター、温泉水、海洋深層水などは、その水に含まれる成分によっては猫の尿石症を引き起こす原因にもなります。また、人間用の健康茶、ハーブティー、お茶なども与えないほうが良いでしょう。
お風呂の残り湯も、温泉の素など入浴剤が入った水は猫に飲ませていいか不安になりますよね。また、花瓶の水も、猫に危険な植物はたくさんあるので飲ませないほうが安心です。
■どれくらいの頻度で水を取り替えるの?
汲みたての水が好きな猫もいれば、時間がたった水を好む猫もいます。猫の好みは様々ですが、1日1回は取り替えたほうが安心です。
衛生面を考えると、暑い季節などは、フードを与えるタイミングで水を交換するのが理想的。猫は割と神経質なところがあります。フードのカスや埃が浮いていたら早めに取り替えてあげましょう。
■猫に適した飲み水の温度はどれくらい?
猫の飲み水は常温で構いませんが、夏は体を冷やしたいせいか、冷たい水や、氷を入れたら水を好む猫もいます。また逆に、ややぬるま湯じゃないと、という猫も。
猫がぬるま湯を好む理由は、獲物の体温(35度程度)に近いからだと言われています。
■猫は1日のどれくらい水を飲むの?
猫の飲水量はフードの種類や猫の体質にもよりますが、標準体重で健康な成猫の場合は、1日に40~80ccの水は飲むようです。
猫は水をあまり飲まないため、泌尿器系の病気になりやすいと言われていますから、愛猫の健康なときの飲水量を把握しておくと病気に気付きやすくなります。
猫壱のウォーターボウルは内側にメモリ付きですから、愛猫の飲水量が一目でわかりますよ♪
■水をもっと飲ませるにはどうしたらいいの?
暑い季節、猫に水をもっと飲ませたい!という場合、まずは室内の複数箇所に水の入った器を置くことをオススメします。
基本的には、「猫の通り道に器をおく」「器の数を増やす」「フードボウルの隣に置く」「器の種類を替えてみる」「ささみの汁など味のついた水を与える」などなど。
そのほか私が聞いた中でユニークだったのは、愛猫があまりに水を飲まないため、「またたびの粉をほんの少量入れている」という人や、「いつものフードに水をかけてお茶漬けにする」という人もいました。
■どんな器がオススメ?
猫に水を飲ませたいなら、まずは猫が飲みやすい器が一番です。猫が飲みやすい高さがついた器は猫ちゃんも喜ぶはず。
そして猫のヒゲが当たらない大きさ、というのも重要です。しかし最近聞いたのですが、長毛の猫の場合、大きめのウォーターボウルだと首の毛が水に浸かってびしょびしょになってしまうとか。
首輪をしている猫も、首輪の鈴などが器に浸かってしまうケースもあるそうです。その場合は、マグカップ程度の小さめな器でもいいかも知れませんね。
長毛な猫ちゃんには、猫壱の「おやつ皿」がピッタリかも。ぜひ使ってみてくださいね。
■最後に
猫に水を飲ませたい!毎年暑い季節になると、あの手この手で愛猫の飲み水作戦が始まります。我が家の猫は蛇口から流れる水や、お風呂の残り湯を好むため、洗面所の蛇口の下に器をおいたり、お風呂場の洗面器に常に新鮮な水をたくさんいれて置くなどの工夫をしています。
「猫壱の器を全て買って愛猫の前に並べて、どの器を好むか調べてみる」という方法を試してくださった方もいるようですね(=^ェ^=)
猫壱の器は大きさ、高さ、器の作りも全て猫の健康を考えて作られています。今なら期間限定でワッフルズ君のデザインの器も販売中です。これからも猫壱をどうぞ宜しくお願い致します。