あれ、水の量が減ってないみたい…。猫壱のウォーターボウルを使っていただいている方なら、猫の飲水量が一目でチェックできるはず。
(猫壱のウォーターボウルには内側にメモリがついているので、毎日の愛猫の飲水量がわかってとても便利。ぜひ使ってみてくださいね。)
我が家の愛猫、カイトは「水道の蛇口」や「お風呂のお湯」を飲むのも好きなので、いまいち1日の飲水量が分かりません。飼い主としては不安になります。
もともと砂漠で暮らしていた祖先を持つ猫は、あまり多く水を飲まなくても生きていける体の作りをしています。
しかしそのために猫のオシッコは濃くて、尿石症や膀胱炎、慢性腎不全など泌尿器の病気になりやすいという特徴があります。
猫にはなるべく多く水を飲ませることで、泌尿器の病気を予防することができます。飼い主さんは色々工夫して愛猫に水を多く飲ませるようにしましょう。
今回は、愛猫が水を飲みたくなるアイディアを5つ厳選してご紹介しましょう。
■猫が歩く動線に水を置く
愛猫が「喉が渇いたニャ」と思っても、近くに水がなければ我慢してしまうかも。また、自分のテリトリー外のところに水飲み場があると、行くのが面倒になる場合もあります。
愛猫が水を飲みたいときにすぐに飲めるように、猫が毎日通るルートを把握しておき、「猫が飲みやすい場所3~4箇所」に水を用意しておきましょう。
■水の器も工夫する
猫壱のウォーターボウルを使ってくださると嬉しいですが、猫の中にはいろんなタイプがいます。チョロチョロ流れる水が好きな猫には水が絶えず流れる「自動給水器」が良いでしょう。動く水に興味を惹かれて飲む量が増える可能性があります。
また、ヒゲが当たるのを嫌がる猫には、大き目のお皿がオススメです。光が反射するガラスの器が好きという猫もいるようです。
猫の水を入れる器は、いろんなタイプを用意して、どの器が気に入っているのか、愛猫の好みを調べてみるのも方法の1つです。
■いろんな水の味を試そう
「猫にはミネラルウォーターはNG」と言われていましたが、あまりにもミネラルの多い硬水でなければ、ミネラルウォーターを猫にあげても大丈夫、という見方もあります。
猫は嗅覚が鋭いので、水を飲まない場合は、その水の「味」や「匂い」が気に入らないのかも。水道水をあげている人は、湯冷ましやぬるま湯にしてあげてみてはいかがでしょうか。特に冷たい冬は、人肌程度に温めたぬるま湯ならよく飲む、と聞いたことがあります。
たまには気分を変えてペット用のスポーツドリンクや、猫用のミルクに水を混ぜてあげて見るのもオススメです。
■フードから水分を取るのもアリ
水を飲むのが嫌いな猫の場合、ドライフードをあげているなら、ウェットフードに変えてみる、また、ウェットフードに少し水を足した物を食べさせる、という方法もあります。
猫が大好きな液状のおやつをあげるのも水分摂取には良いですが、ちょっとカロリーが心配ですよね。
そんなときは鳥のささみを水に入れて沸騰しないように20分程度弱火で茹でます。そのあとささみを取り出して残っただし汁に少量の片栗粉を入れてとろみをつけ、あんかけ状になったものをいつもあげているフードにかけてみてください。
だし汁にとろみをつけず、そのまま猫に飲ませてもOKです。
■水のあげ方にも工夫しよう
猫は案外怠け者です。面倒臭い、と思って水を飲まない場合もあるでしょう。そんなときは飼い主さんが新鮮な水を入れた器を猫の顔の前に持って行ってみてください。
目の前に新鮮な水があれば、ゴクゴク飲む猫もいるはずです。また、子猫時代に戻って甘えるのが好きな猫の場合は、スポイトやシリンジを使って水をあげるのも良いでしょう。猫用のミルクをシリンジであげれば、子猫の記憶が戻ってゴクゴク飲んでくれるかも知れません。
■最後に
いかがですか。水を飲みたがらない猫に水を飲ませるためのアイディアを5つ紹介しました。とにかく飲んで欲しい!と思ったら、水を数カ所に用意すること。猫の目に触れる場所に置いておくことです。
猫壱のウォーターボウルは形は同じでも、デザインは色々。今なら「SAKURA」柄や「FUJI」柄が限定で発売中です♬ぜひ使ってみて下さいね。