1年の最期くらい、猫の体も洗いたい。大掃除が終わり、まだ洗っていないのは愛猫の体だけ。大晦日、そう思うのは私だけでしょうか。
我が家には犬もいます。猫に比べて犬は匂いがありますし、毎日お散歩をするのでシャンプーするのは必須です。
しかし猫は?たまに「うちの猫はお風呂が大好き」という意見も聞いたことがありますが、一般的には猫は水に拒否反応を示しますよね。私は基本的に猫を洗うのは路上で保護したときだけです。
しかし!我が家の愛猫は息子の靴下の匂いが大好き。流石に1年に1度は洗ってみたい。そんな時におすすめの裏ワザについて調べてみました。
■猫を洗うならシャンプーよりも沐浴
ペット用のシャンプーを使った人ならわかると思いますが、人間用と同じでかなり泡立ちが豊か。シャワーで洗い流すタイプが主流です。
しかしお風呂に慣れていない猫の場合、シャワーの栓をひねっただけで逃走しそうな勢い。猫を洗う場合シャワーを使わない洗い方が無難です。
猫を洗うならシャンプーよりも沐浴がオススメ。沐浴はしっかりと汚れを落としつつ、シャンプーのような泡立ちがないので、洗い流す必要はありません。
沐浴剤をあらかじめお湯に溶かし、そのお湯に浸したタオルで猫の体を拭くだけでもOK。もちろんその後、猫が体を舐めても安心な素材です。
■沐浴を成功させるコツ
愛猫を綺麗に洗いたい。しかし毎日猫をシャンプーで洗うと皮膚に必要な皮脂まで奪ってしまいます。シャンプーするなら月に1度程度が目安でしょう。
しかし沐浴なら毎日行っても大丈夫。(猫が嫌がらなければ)毎日一緒に布団で寝ている、という飼い主さんは、沐浴を習慣にするのもアリかも知れません。
愛猫の沐浴を成功させるコツは、なんと言っても、
「沐浴させる前に猫の爪は切っておく」
ことが大事です。これを忘れると飼い主さんが怪我をする可能性はかなり高いかも。そして
「猫を乾かすタオルは惜しみなく使う」
ことも大切。ドライヤーを嫌う猫は多いので、短時間で猫の体を拭けるようにタオルは数枚用意してしっかりと水分を取ると安心です。
猫は長時間体を拘束されることを嫌います。一度拭き終わったら一旦猫を自由にしてあげ、10分後に再度お腹や内股など乾きにくい部分を拭くと、短毛の猫ならドライヤーを使わなくてもほぼ乾くはずです。
いかがですか。猫を綺麗に洗うコツ。もちろん、猫は無理に洗う必要はありません。嫌がる猫に無理やり沐浴をさせるとトラウマになってしまうかも。
最初はタオルで軽く体を拭くだけ。それだけでもかなり効果はあります。決して猫に無理強いしないでくださいね。