世の中には様々な「猫好き」がいます。猫が好きだけど、「本物」の猫は苦手。イラストやぬいぐるみの猫だけが好き、という人や、猫は苦手だけどあの「肉球はタマラにゃい!」というフェチっぽい人など…。
私もいろんなタイプの人と知り合いましたが、中でも可哀想だな、と思ったのが、
「猫は大好きだけど、猫アレルギーで…。」
という猫好きの人たち。とても猫が好きなのに、ペットショップでガラス越しに見るのが精一杯、という人には本当に同情していまいます。
しかし!猫アレルギーでも、猫と暮らす方法はあります。私の知っている獣医さんは、猫アレルギーだったけど、どうしてもなりたくて獣医になった、という人も。
猫に関する様々な悩み。今回はどのような解決法があるか調べてみました。
■猫アレルギーだけど、猫は飼えますか?
基本的に答えは「YES」。大丈夫、猫と暮らすことは可能です。猫アレルギーで一番アレルゲンとして多いのは猫の被毛。それならスフィンクスという無毛の猫もいます。
もちろん重篤な猫のアレルギーの場合は命に関わる場合がありますから一概には言えませんが、
・こまめに猫をブラッシングし、抜け毛を早めに回収する
・空気清浄機などを使って空気中の抜け毛を掃除する
・カーテン、絨毯といった布を使った、猫の毛が付着しやすいインテリアは避ける
・猫を素手で触らず、触るときはマスクをする
・猫と遊んだ後は手洗いやうがいを徹底する
・病院でアレルギー用の薬を処方してもらう
という対策法があります。まずは諦めず、かかりつけのお医者さんに相談してみて下さい。
■災害に備えて猫を散歩させたいです。できますか?

私は犬と猫を飼っていますが、猫を散歩させるのはとても大変だと思います。なんといっても猫は前進プラス上下左右に動く生き物。
猫を散歩させていたら、急に木に登られてしまい、降りられなくて困った、という話も聞いたことがあります。
しかし100%不可能ではありません。猫の性格によりますが、外を怖がらないなら可能性はあるはず。
まずは猫をキャリーに入れて、外の空気に慣れさせましょう。散歩コースを猫をキャリーに入れたまま数日歩くのも効果的です。
猫が外を怖がらない、と判断できたら、首輪+胴輪をつけてリードは短くして挑戦してみて下さい。もちろん逃亡したときに備えてマイクロチップは装着しておいたほうが安心です。
いかがですか。今回は「猫アレルギーだけど、猫を飼いたい」という悩みと、「猫を散歩させる方法」についてご紹介しました。
猫アレルギーについてはいろんな意見がありました。「しばらく猫と暮らすと免疫力がついてアレルギーがなくなった」という意見や、「空気清浄機が最強の助っ人」というアイディアも。
自分にあった方法を病院で相談しながら試してみて下さいね。