そんなに見ないで……。気がつくと自分を見つめている愛猫の熱い視線。それはもちろんわたしを愛しているからではなく、「おやつを早く出せや」というガンを飛ばす視線ですが、猫に見つめられるとついつい席を立ってしまう、そんな飼い主さんは多いのではないでしょうか。
猫の仕事は「自宅警備員」だと思っていましたが、「仕事を邪魔する上司」でもあります。君が食べるおやつ代を稼ぐために仕事をしているのだよ…と思いつつ、シ●バの小袋を開けてしまう私は完全に猫の下僕。
しかし世の中にはそんな猫の下僕たちがたくさんいる模様。今回は、思わず笑ってしまう猫の「下僕」達のエピソードを集めてみました。
■猫様へ言いたいこと
「毎朝四時半に起こすのはなんのお仕置きですか?」
「夜中に人のお腹めがけてダイブするのはやめてください。」
「ご飯は朝と夜の二回です。朝朝朝昼昼夜夜夜ではありません。」
あー、わかる、わかる。この3つ、私も全国の猫様に言いたいです。我が家の場合は朝5時半です。今では諦めましたが、最近は犬もお腹にダイブするので悩みは二倍です。
ご飯の時間も全くその通り。どうしてそんなにこまめに食べたがるのか。。。でも猫がスリムな体型を保つ理由はこの「ちょこちょこ食べ」にあるという意見も。これは真似してみてもいいのかも?
■下僕がついやってしまうこと
「コタツに足を入れると噛まれるので寒くても我慢」
「猫に膝に乗って欲しいので、ホットカーペットは買わない」
「初対面の人なのに、猫を飼っているというだけで親友になれる」
「気がつけば持ち物は全て猫のイラストのものばかり」
「猫のことを『うちの子』と呼んでいる」
「猫のために出張のない勤務を選んだ」
などなど。あぁ、これって本当に下僕の行動。猫のために新築の部屋は選ばない、という人は、もはや猫の下僕というよりも猫の配偶者と呼んであげたいくらいです。
そういえば、アメリカにペットと結婚できるサイトがありました。以前猫壱のブログで、「猫愛が止まらない!それなら猫と結婚する?ヒト以外と結婚した人達」でも紹介しました。
人間とペットの結婚支援サービス「Marryyourpet.com」は現在も活動を続けています。
■猫の下僕になってしまう理由
「猫の下僕」はいるのに「犬の下僕」は見当たらない理由。私は犬も猫も飼っていますが、なぜ猫にだけ下僕になってしまうのか、その理由について
「猫は紐をつけて散歩させないから」
だと最近思い始めました。もちろん、猫を散歩させる人はいますから、あくまでも個人的な意見です。
束縛されず、人のいうことを聞かない猫。これが犬なら許さない、という人はいるかも知れません。自分よりもか弱いくせに、人間に絶対に媚びない猫(ご飯のとき以外は)。猫の魅力は、「ついつい言いなりになってしまうこと」なのかも知れませんね。