猫と暮らしていると待ち遠しいのが寒くなる冬の季節。何度見ても美味しい「猫鍋」。インスタにアップしたくなるほど見事なニャンモナイト。そし何より、猫と飼い主の密着度がかなり高まるのは冬の時期だけ。
私も愛猫を膝に乗せるために部屋にはホットカーペットは敷かない派です。寒さは猫たんぽでしのぐのが正しい冬の過ごし方。しかしそれは息子の部屋にホットカーペットを敷いた途端に裏切られますが…。
そしてもう一つ、飼い主さんを悩ませるのが冬の時期にありがちな猫のトラブル。飼い主さんを悩ませるワースト3とは?寒さが本格的になる前に、対策を立てておきましょう。
■オシッコの回数が減る
あれ、今日はなんだかトイレが綺麗…。そういう日が続いたら要注意です。猫の飲水量が減っているかも。ぜひ猫壱のウォーターボウルで毎日の猫の飲水量を計ってみてください。
猫は寒くなると、体温の維持や体力温存のために動きが鈍くなります。そのため「にゃんとなく水を飲むのが億劫」という傾向があるのではないでしょうか。
我が家の愛猫も極端にオシッコの量が少なくなり、でも飲水量が増えたのでまさか腎臓の病気!?と驚いたのですが、数日観察した結果、息子の部屋のホットカーペットの上でゴロゴロしすぎて乾燥しただけ、ということがわかりました。
冬の季節はトイレに行くのも面倒、というズボラな猫もいます。猫のトイレ周りを暖かくするなど、防寒対策を施すのも方法の1つです。
■食べる量は変わらないのに太る
冬になると猫の顔が1,2倍くらいに膨張して見えるときがあります。それは冬の寒さ対策で猫の被毛が増えるから。肥満した訳ではありません。
しかし実際に体重計に乗せて計ったところ、食べる量は変わらないのになぜか猫が太った、という話もよく聞きます。
猫は狩猟動物のため、昔は獲物が捕れない冬の時期はなるべく脂肪を増やして体力を温存していた名残がまだ残っているのかも。その場合はあまり心配はありません。
ただ、冬はどうしても運動不足になるので、飼い主さんは遊ぶ時間は多めにとってあげるといいかも知れません。
■猫が焦げくさい
あれ、ひげの先がチリチリになってる…。ストーブに近づいて尻尾やヒゲを焦がしてしまう猫が多くなるのが冬のシーズン。暖房器具に近づきすぎて火傷してしまう猫もいますから、暖房器具の周りを柵で覆うなどの対策が必要です。
いかがですか。冬に多い猫のトラブル。一番怖いのは何と言っても猫の火傷。ヒゲや毛が焼けただけなら心配はありませんが、皮膚から異臭がしたり、猫が焦げくさい、と思ったらすぐに動物病院に連れていってくださいね。