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猫のヒゲの数は決まっている?実はとっても重要な猫のヒゲの役割



以前テレビで全盲の猫の行動を見たことがあります。その猫は目が見えていないのが嘘のように室内を動き回り、飼い主さんとおもちゃで遊んでいました。



獣医の先生から、



「猫の病気で飼い主が一番気がつきにくいのが目の病気です。」



と言われたこともありました。猫は目が見えなくても不自由なく生活できるため、返って目の病気に気がつかない飼い主さんが多いのだとか。



人間の場合は、情報の大部分を目、「視力」から得ていますが、どうやら猫は違うようです。猫は目が見えなくても不自由はないと言いますが、ヒゲを切ると途端に行動が用心深くなるそうです。



どうやら猫にとって、ヒゲは目よりの重要なパーツなのかも?今回は実はとっても重要な猫のヒゲの役割について調べてみました。



 

■猫のヒゲの数は約60本




ねこ検定公式ガイドブックによると、猫のヒゲの数は約60本あるといいます。猫のヒゲは鼻の下のウィスカーパッドに生えている部分だと思いがちですが、実は目の上やあごの下などにも生えています。



鼻周りのヒゲは片側12本ずつであることが多く、全部のヒゲの数を全て合わせて約60本。一体誰がこのヒゲの数を数えてリサーチしたのでしょうか。その人の猫愛に頭が下がります。



 

■猫のヒゲの役割






猫のヒゲの役割はいくつかありますが、一番重要なのは物の存在や距離を瞬時に判断できることでしょう。



猫のヒゲは被毛と違って3倍深く皮下に埋まっているため、少しの動きにも敏感に反応します。ヒゲの先端が触れることで、猫は温度変化や風向きもキャッチできます。



猫が暗い場所で上手に歩けるのも、目の暗視能力に加えてヒゲが周囲の空気の流れを敏感にキャッチして、障害物の存在をセンサーのように察知するからです。



 

■猫のヒゲは感情豊か




猫との暮らしに慣れてくると、猫のヒゲの向きである程度猫の気持ちを読み取れるようになります。



猫は嬉しいときはヒゲを尻尾同様ピンと立てて近づいてきます。退屈している時や眠いときはヒゲをだらんと下げています。



また周囲に他の猫がいたり、お客さんが来たりすると警戒してヒゲを顔いっぱいに広げて威嚇しようとします。



何かに恐怖を感じたときはヒゲをぴったりと頬にくっつけ、目をまん丸にして見つめるのですぐに分かります。





いかがですか。なんとも重要な猫のヒゲ。人間の場合、ヒゲの重要な働きはそれほど思い浮かびませんが、猫の場合は生活を左右するほど大切なパーツのようです。



時々部屋の中に落ちている猫のヒゲ。ついつい大切に保管したくなる気持ちは、猫も飼い主さんも同じなのかも知れませんね。
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