可愛い相棒。大事なパートナー。あなたは愛猫をそう思って、毎日美味しいご飯をあげているでしょう。
愛情を込めて飼い主さんが世話をしてくれると、犬の場合は
「飼い主さんは神様だ!」
と尊敬するそうですが、猫の場合は
「俺って神様なんだ!」
と思うとか。猫が飼い主を「尊敬」「ご主人様」と思うことは全くないと言われています。
そう、これが猫の本音。悲しい現実です。でも猫と楽しく暮らすなら、相手の本音を知っておくことはとても大切ですよね。
今回は、あんまり知りたくなかった!という残酷な真実、猫はあなたよりも大切なものがあることをご紹介しましょう。
■猫はご褒美がないことは覚えてくれない
飼い主さんがやりがちな大いなる誤解、それは
「猫に躾をしよう」
と思うこと。これは犬を飼っていた人にありがちな妄想です。猫に躾はできません。
・毎朝5時に飼い主を起こす
・高価なソファーにおしっこをする
・棚の上の小物を落とす
これを猫に「やめて!」と言っても無駄。やってほしくなかったら、飼い主さんが「対策」を講じることしか解決策はありません。
猫はそもそも自分の「記憶」によって行動します。あなたを「思いやる」気持ちは猫には残念ながらできないようです。
猫があなたにスリスリするのは、美味しいご飯をくれるから。美味しいご飯=アナタ、と記憶にインプットしているからです。万が一、猫があなたのいうことを聞くとしたら、それは「ご褒美」があるからでしょう。
猫はとても賢い動物です。昔にあった嫌なこと、楽しいことを覚えています。猫にいうことを聞いて欲しかったら、猫が喜ぶことをしてあげましょう。「だめ!」という上から目線の厳しい躾は、猫には全く意味がないと覚えておいた方が賢明です。
■猫は飼い主よりも環境が大切
あなたは猫を自分の親友だと思っているかもしれません。しかしたとえ半年間あなたがいなかったとしても、猫は全く悲しまないかも。
あなたがいなくても、猫は今まで通りの生活ができるなら、飼い主がいなくても「寂しい」とは思わないと言われています。
あなたが他人に留守を頼んで家を空け、帰ってきた後、猫が狂ったように甘えるとしたら、それは留守中に留守を頼んだ人のご飯のあげ方や世話の仕方が気に入らなかったのかも知れません。
猫はあなたがいなくても、あなたと全く同じ世話をしてくれて、全く同じ「環境」で暮らせるなら、全然寂しいとか困った、という気持ちにならないとか。
猫にとって人間は下僕。。。これはかなり真実に近い現実です。
いかがですか。猫の本音、知りたくなかった、と思う人より、やっぱり、と思う人の方が多かったのでは?でもそこが猫の魅力というもの。
他人に媚びずに優雅に暮らす方法を知りたいなら、猫に聞いてみるのが一番かもしれませんね。